2022年05月15日

特別二等車を探る

特別二等車を探るという本を入手しました。
特別二等車を探る.jpg
スロ60を中心に詳細な構造が記載されています。
私にとっては、これまで詳細が不明であった補助水槽や、計画されていた冷房装置等についての記述があり非常に有益な情報を得ることができました。
なお、スロ60自体の写真はありません。
続きを読む
タグ:客車
posted by よしひろ at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) |

2022年05月01日

ウォームギアの比較

動輪側から回転可能なウォームギアを比較してみました。
ウォーム比較.jpg
何れもモジュールは0.4で、進み角は20°(二条のみ21°)です。
三条ウォームは2001年に作製してもらったものです。
二条ウォームはスパイクモデルのコースティングギアに入っているものです。
三条ウォームですとシャフトを通す穴を開けることができます。
二条や一条では細すぎて、シャフト一体型でないと実現できません。
一条ウォームの歯底は、設計上はもっと細いのですが、製造時に折れてしまうため、製造可能な限界の細さで作ってもらっています。
そのため、歯高が小さくなり、ウォームホイール側で対処しています。
減速比を稼ぐために一条にしましたが、一般的な設計値である歯底からピッチ円までの距離をモジュールの1.25倍(M0.4なら0.5mm)を守るのであれば、最低二条でないと実際には作れないということになります。
一条ウォーム比較.jpg
このような細いウォームギアを製作できる会社は日本にはそれほど多くないと思われます。
細いウォームを作ってくれそうな二十数社に問い合わせて二社だけが対応してもらえました。
2015年にJ社で作ってもらいましたが、ウォームホイール側から回した時に時々引っかかりがありました。
この会社で作ってもらった二条ウォームですとウォームホイール側からスムーズに回りましたので、一時は二条にしておこうかとも考えていました。
2019年にY社でもう少し細く作れるとのことでしたので、作ってもらいました。
歯底径が設計値通りではないことの対応でウォームホイールの仕様をこの二社で変えたため単純には比較できませんが、Y社製はホームホイール側からの回転が比較的スムーズでした。
いずれにしても、非常に細いウォ−ムギアのため取扱には注意が必要です。
タグ:歯車
posted by よしひろ at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 部品

2022年04月29日

機関車を手で押して動輪の回転を確認2

前回、手で押して動輪が回転するか確認した際に、C62は動輪が回転しませんでした。
確認したところ、使用しているモータの軸受が硬くなっており、モータが回転しませんでした。
予備のモータを持っていましたので、交換しました。
このC62は、鉄道模型趣味誌1999年6月号に記事が載ったものです。
RE13sample.jpg
使用しているモータはmaxonのRE13です。
発売早々に購入したためか、製品版ではなく、サンプル品です。
時々モータを回転させないと、軸受がさび付いたようになって動かなくなるみたいです。
昔、ドイツ製に戻ったライカM6を購入した時も外装に錆のようなものが浮かんできました。
ヨーロッパ製品を日本で使う場合は日本の高温多湿に気をつける必要があるかもしれません。
切削.jpg
モータにギアヘッドを付けてあるのですが、シャフトがΦ3です。
これに取付ける歯車の関係で、シャフトをΦ2に加工する必要があります。
モータを旋盤のチャックに付けてモータ自身に電流を流し、回転させて削っています。
シャフトは焼き入れされているため硬く、モータも切削するにはそれほどトルクはありませんので、0.01mm位ずつ削っていきました。
動力.jpg
動力は左写真のようになっています。
1:16.58のギアヘッド付のモータから平ギア4枚で下げて、カプリング経由でスパイラルギアで直角に曲げて第2動輪を駆動しています。
ギアヘッド内は2段減速で、その先に3段の平ギア連動なので合計5段になります。
このC62は機関車重量が506gありますが、少し上から押えないと動輪が回りませんでした。
ボイラの中にモータが入り込む構造の関係で、組立/分解が非常に面倒です。
作製当時はスパイクモデルのコースティングギア(二条ウォーム、2:30)を使用したことがありましたが、ウォームを使わずに動輪から回せるようにしたく、このような構造にしました。
この構造は複雑で、意外と効率が良くないようなので、二度と作らないと思います。
posted by よしひろ at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 輪軸

2022年04月26日

機関車を手で押して動輪の回転を確認

ModelsIMONのC11キット組立がほぼ終わりましたので、機関車を手で押して動輪が回るのか確認してみました。
同時に、今まで作製した動輪から回転可能な機関車も確認しました。
ウォームギアを使用していない1/87 12mmのC62もあるのですが、モータの軸が固まったようで、全然回らなくなってしまったので、これは除外しています。
試験をしたのは以下の通りです。一部の機関車は油切れの様です。
この結果から見ると二条ウォームの方が動輪からの回転は有利ですが、ギア比の違いが影響しているのかもしれません。
モータから動輪への減速比が問題でなければ、三条ウォームの方が動輪側から回りやすいと思います。

1/87のC11はギア単体では約7%の勾配を下ったので、その先のカプリングやモータの負荷が大きいと思われます。
C11のみボールベアリング入りのコアレスモータを使用していますが、もしかするとスリーブメタルの方が外部からの回転は軽いかもしれません。
モータ軸とウォームを結ぶカプリングも当初はNorthWestShortLineのプラ成型のジョイント(U-Joint)を使用していたのですが、精度が悪く、回転負荷にムラがあったので、C53で使用した切削のジョイントを改造して使用しています。もっと別の方式のカプリングにするべきなのかもしれません。
縮尺/ゲージ形式自重歯車種類備考
1/87 12mm

  
C53500g一条ウォーム 1:23 
C11365g 少し上から押えないと動輪が回りませんでした。
C59399g
二条ウォーム  2:30
スパイクモデル
コースティングギア 
 
D51369g 
1/80 16.5mm
  
C62 515g 
C10 372g 
C51427g
珊瑚のキットのウォームホイールに
クラッチ組み込み
速く回すとクラッチが効いてしまいます。

タグ:歯車 摩擦 輪軸
posted by よしひろ at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年04月20日

動輪からウォームギアを回す負荷

組立中のModelsIMONのC11キットで、動輪から回すことのできる一条ウォームギアに取り替えました。
動輪からウォームギアを回す負荷がどの程度あるのか調べてみました。
動画では最初にウォームギア無しで、4%の勾配を下ります。
次にウォームギア付で、動輪からウォームギアを回しながら6.8%の勾配を下ります。
この2例の差から、動輪からウォームギアを回す負荷は、勾配換算で約3%と想定されます。
ギア単体なら、動輪を回す負荷よりも、動輪からウォームギアを回す負荷の方が小さいと考えられます。
posted by よしひろ at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年04月19日

C11組立中3

製作中のModelsIMON製C11のキットですが、上回りは、ほぼ組み立てが完了しました。
下回りの動力は、キットの歯車/モータではなく、動輪側から回転可能なウォームギアに変更し、モータも一回り小さいものを使用してます。
C11二次型組立中3a.jpg
C11の二次型の登場時に近いものを目指して作成中です。
超細密にするつもりはないので、ディテーリングはこのあたりで終わりとします。
空気作用管は目立つかもしれませんが、細い線で、工作が面倒なこともあり、今回は省略としたいと思っています。
C11二次型組立中3b.jpg 下回りはとりあえず動輪にサイドロッドを付けただけです。
 
 ウォームは一条ですが、動輪から回せるようになっています。
ウォームホイール側から回せるウォームギアは多条(三条とか二条)が多いと思いますが、ギア比を稼ぐ必要があるため、あえて一条としています。
ただ、動輪側から回す場合の負荷は、三条と比べてギア比で三倍、動輪を回した時のモータの回転数も三倍、ウォームギアの直径も一条のはかなり細く、梃子の原理でウォームギアの太い三条より回しづらい等々の理由で、かなり負荷が大きくなり、動輪側からの回転については不利となります。
ギアボックスはエッチング板の組み立て品で、それほど精度は高くありませんが、それなりに調整してやれば、動輪側から回す場合の負荷を抑えることはできます。
ギア比の件については、DCCにして回転数を調整すれば良いという意見もあると思いますが、私としては、アナログでそれなりに走るようにしておき、DCCを使えばアナログではできないことが実現できるというのが望ましいと思っています。
タグ:モータ
posted by よしひろ at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年04月08日

C11組立中2

組立中のModelsIMONのC11二次型キットをです。
重見式給水加熱器の周辺のパイピングまでできました。
重見式給水加熱器についてC11一次型の資料はある程度あるのですが、二次型の場合詳細が不明なので想像で作りました。
サンドドームとスチームドームの間にある逆止弁(?)が一次型よりも少し後ろに付いています。
重見式給水加熱器に繋がる配管の曲げ具合がよく分かりませんでしたので、適当に付けています。
配管は梯子の付くところを避けたつもりなのですが、梯子を付ける際に、少々邪魔でした。
また、写真を見るとサイドタンクの上にある給水口の周囲にカバーのようなものが付いているのですが、詳細が分からないので、これも適当にそれらしく作りました。
ボイラーにはハンドレールノブの穴が開いているのですが、重見式給水加熱器が付くと不要になるので、逆止弁から重見式給水加熱器に繋がる配管の支えを付けるのにこの穴を利用しています。(煙室部の穴は塞いでいます)
砂撒き管は、第二第三動輪に行っているものと、第一動輪と後ろの動輪に行っているものの二種類があるようです。
今回目指しているC1141の砂撒き管がどうなっているのか、手持ちの写真では分からないのですが、私の好みで第一動輪にも砂撒き管が行っているタイプとしました。
C11二次型組立中2a.jpgC11二次型組立中2b.jpg
posted by よしひろ at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年04月01日

国鉄車両関係色見本帳

「国鉄車両関係色見本帳+車両色図鑑」という本が発売されました。
「国鉄色ハンドブック」の色見本と、本誌の色見本を比較してみました。
本物の色見本帳は手元にないので、前回の比較と合わせて見ていただければと思います。
感想としては、「国鉄車両関係色見本帳+車両色図鑑」の方が、本物の色見本帳の色に近いと感じました。
表紙.jpg A5位のちょっと小さめの本です。
ぶどう色2号.jpg ぶどう色2号です。
朱色3号.jpg 朱色3号です。
緑2号.jpg 緑2号です。
青15号.jpg 青15号です。
タグ:
posted by よしひろ at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) |

2022年03月30日

C11組立中

ModelsIMONのC11二次型キットを組立中です。
東山で燕の補機として使われていた頃の原型に近い形状を目指しています。
細部はまだまだですが、或る程度形ができてきたので全体を組み合わせてみました。
C11二次型組立中.jpg

posted by よしひろ at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年03月23日

細長い穴開け

ModelsIMONのC11二次型のキットを組み立ているのですが、このキットは重見式給水加熱器が外された形状となっています。
幸い、ModelsIMONから重見式給水加熱器セットが販売されているので、これを取付けることにしました。
ボイラーに加熱器の取付金具を差し込むための穴を開ける必要があります。
金具は0.3mm厚の板で、取付部は幅が1.6mmありますので、それに合う0.3×0.6mmの細長い穴を開ける必要があります。
長穴開け.jpg 
  1.  開ける長穴の両端にΦ0.35の穴を開ける。
  2. 穴に糸鋸刃を差し込みもう一方の穴まで切る。
  3. 糸鋸で切れる幅は約0.2mmなのでΦ0.3mmの鑢で穴を広げる。
  4. プラモデルの筋彫り等で使用される工具を用いて穴を仕上げる。
といった手順で穴を開けました。
糸鋸刃は、Φ0.35に入る6/0を使用しましたが、普通に糸鋸弦が使えないので、短く切った糸鋸刃をピンバイスに咥えて切っていきました。
幅0.3mmの穴を開けるのにΦ0.35の穴を開けたのは、Φ0.3では糸鋸刃が入らないためです。
縦方向の罫書はハイトゲージを使用したのですが、ボイラーを水平に固定できていなかったようで、少し斜めにけがいてしまいました。
肉眼で微妙にずれているように思われたため、再度罫書を行ったので罫書き線が二重になってしまっています。
posted by よしひろ at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作