2015年07月19日

ウォームギア

ウォームギア.JPG
これまで、多条ウォームを使い、セルフロックがかからないようにしたウォームギア/ホイールはあったのですが、ウォームの条数の分だけギア比が下がるため、HOクラスの鉄道模型では使いづらいものでした。
そこで、1条ウォームで作れないかと考えていましたが、非常に細いウォームギアとなるため、作ってくれるギア屋さんがなかなか見つかりませんでした。
何とか作ってくれるギア屋さんが見つかり、作ってもらったのが、写真の上側のギアです。
下のウォームギアは、従来からあるスパイクモデルの2条のものです。
どちらも、モジュールは0.4なので、歯高は同じになるべきなのですが、残念ながら設計通りのウォームギアは作ることができず、歯高の低いものとなってしまいました。
設計値の歯底経は、0.13mmなのですが、細くすると加工中に折れてしまうとのことで、今回の物の歯底経は、0.77mmと大きくなっています。
それに合わせて、ウォームホイール側の外径を小さくしてあります。
下の動画は、ウォームホイール側からウォームギアを回すことができるということの実証実験です。(ギアボックスがまだでいきていないため、ベアリングをプライヤに咥えて回してみました。)
歯底経が0.13mm程度のウォームギアを作ってくれるところがありましたら、ご連絡いただけると幸いです。
posted by よしひろ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 部品

2015年07月05日

近鉄2200系用輪軸

近鉄2200系の輪軸はΦ915の9本スポーク、標準軌ですので、HO(1/87)の場合は、Φ10.5 16.5mmゲージとなります。
しなしながら、日本型向けのΦ10.5 16.5mmゲージの輪軸は1/80用の8本スポークのものしか市販されていません。
そこで、特注で輪軸を作ってもらいました。基本寸法は、NMRA の HO Standardではなく、日本の16番ゲージで多く使用されている寸法に合わせてもらいました。
輪軸1.JPGギアを付けたり、付けなかったりする関係上、今回は特別に、車輪と輪軸を組み立てない状態で納入してもらいました。
当初は、旋盤を使用して組み立てていたのですが、時間がかかるため、治具を作りました。
 
輪軸2.JPG1番目の治具は、片方の車輪に車軸を圧入するためのものです。
車輪を2つの治具に挟み込みます。
 輪軸3.JPG車輪を挟んだ治具の穴に車軸を入れます。
 輪軸4.JPG車軸を上から押さえつけ、圧入します。
輪軸5.JPG 治具を外すと、圧入ができています。
 輪軸6.JPGもう一方の車輪を圧入します。
下側(写真左)の治具は先ほど使用したものです。
もう一方の治具は、圧入後に治具を取り外すため、2分割されており、リングで開かないようにしてあります。
 輪軸7.JPGこれを組み立てると左の写真のようになります。
上に付いているものは、既に圧入した車輪と輪軸がずれないようにするためのものです。
輪軸8.JPG 車軸を上から押さえつけ、圧入します。
 輪軸9.JPG車輪と車輪の間の治具は、半分に割って、圧入が完了した輪軸を取り出します。
 輪軸10.JPGこれで、Φ10.5 9本スポーク 16.5mmゲージの輪軸のできあがりです。
posted by よしひろ at 19:21| Comment(5) | TrackBack(0) | 近鉄2200系