円弧踏面の輪軸での計測で、測定の度に負荷が大きくなる件で、踏面の状態がどうなっているのか確認してみました。
車輪の踏面に何か付着していますので、これが無くなれば安定した負荷となると思われます。
なお、これらの輪軸には電流は流れていません。
洋白よりステンレスの方が摩擦係数が小さいとのことなので、円弧踏面の車輪はステンレスにしましたが、走らせて異物が付着することを考えると、洋白のレールには洋白のタイヤの方が良いのかもしれません。
 | 1輛目の前側の台車です。 左が進行方向です。 走行中はセンターピンを中心に少し反時計回りの方向に回転した状態で走ります。 |
| 進行方向側の踏面です。 上の車輪は線路の曲線の外側のレールを走ります。 下の車輪は線路の曲線の内側のレールを走ります。 レールと当たっていると思われる箇所には、何か付着しています。 曲線外側の車輪はフィレットの近くでレールと接しているようです。 線路のレール間中心よりも輪軸中心が線路曲線の外側の位置で車輪とレールが接しているようです。 |


| 進行方向反対側の踏面です。 上の車輪は線路の曲線の外側のレールを走ります。 下の車輪は線路の曲線の内側のレールを走ります。 レールと当たっていると思われる箇所には、何か付着しています。 曲線外側の車輪はあまり汚れていないようですが、輪軸中心と線路のレール間中心がほぼ一致した位置で車輪とレールが接しているようです。 |
 | 既存の円錐踏面の輪軸(新品)を付けて5時間ほど走らせてみました。 |
| 進行方向側の踏面です。 上の車輪は線路の曲線の外側のレールを走ります。 下の車輪は線路の曲線の内側のレールを走ります。 円弧踏面のものと異なり、曲線外側の車輪はレールの外と内が主に当り、踏面全体もレールに当たっているように見えます。 曲線内側の車輪は少し外側でレールと接しているようで、黒めっきが薄くなっているようです。 |
| 進行方向反対側の踏面です。 上の車輪は線路の曲線の外側のレールを走ります。 下の車輪は線路の曲線の内側のレールを走ります。 この輪軸は左右対称でレールに当たっているようですが、円弧踏面よりも割とレール頭部全体に当たっているように見えます。 |
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