円錐踏面(洋白タイヤ)の輪軸でも、同様の条件で測定してみました。
 | 2時間かけて計測予定でしたが、機関車の速度のむらが大きくなってきたので、約1時間で切り上げました。 負荷のばらつきが徐々に大きくなっているのが分かります。 前回の円弧踏面(ステンレスタイヤ)のデータと比べてみると、平均的な負荷の増え方は今回の方が小さいようです。 試験後、レールの汚れを確認しましたが前回の試験後と比べて汚れはかなり少なくなっていました。(試験時間が違うので正確な比較にはなりませんが、かなり汚れ具合が違いました) この試験結果が正しいとすれば、洋白のレールでは、洋白のタイヤを使用した方が、レールが汚れにくく、連続運転時の負荷の増大は緩和されると考えられます。 |
 | 円弧踏面と同様、レールの接触面には筋が付いています。 |
 | 反対側の車輪は、フィレットとフランジの境界あたりがレールと接触しています。 (踏面の筋は、別の試験の際に付いたもの) フランジにはレール当たっている痕跡はありませんが、フィレットからフランジにかけて表面が非常に荒れており。これが負荷のばらつきに影響しているのではないかと考えています。 |
 | こちらは円弧踏面です。 これも、フィレットとフランジの境界あたりがレールと接触しており、フランジにはレール当たっている痕跡はありません。 踏面とフィレットの境界あたりに黒い何かが付いています) フィレットからフランジにかけて表面はそれほど荒くありません。 |