HOn3用のKadee#703カプラーを1/87本線用に改造したものを、アンカプラーで動作確認をしました。
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カプラーからナックルのばねを取り外した後に、トリップピンを万力に挟み、マイナスドライバーでカプラーの底面を押し上げてトリップピンを抜きます。 | |
抜いたトリップピンです。 ナックルの位置に回り止めのために少し変形させてあります。 | |
改造で使用するトリップピンです。 Φ0.8のピアノ線です。 約15mmの長さに切断してあります。 焼き鈍し等は行わず、そのまま使用しています。 先端から約2mmの位置に回り止めを付けてあります。 | |
当初、回り止めを付けるのに、ニッパで押さえていたのですが、安定した変形が難しいので、使わないニッパを改造して治具を作製しました。 | |
改造用のトリップピンをカプラーに刺して、万力で圧入します。 | |
ナックルに対して少し角度を付けて、KadeeのCoupler Trip Pin Pliersでトリップピンを曲げます。 | |
トリップピンを曲げた状態です。 このままでは、少々長すぎるので、先端を切断します。 | |
Kadee#711のトリップピンを参考にトリップピンの先端を切断します。 | |
ナックルのばねを戻して改造完了です。 |
右が元の#705です。 左が連結器中心高さ10mmになるようにトリップピンを入れ替えたものです。 トリップピンは、Φ0.8のピアノ線を使用しました。 改造は、 ・元のトリップピンを万力に固定して、マイナスドライバで連結器本体を持ち上げると、トリップピンが抜けます。 ・Φ0.8のピアノ線を約15mmに切り、上から約2mmの位置にニッパ等で傷をつけて、ちょっと径を大きくします。 ・上記ピアノ線を、連結器に差し込みます。手では入りきらないので、万力で圧入します。 ・Coupler Trip Pin Pliers等で、適当な形になるように曲げます。 ・ちょっと長いので、先端を切ります。 わりといい加減ですが、こんな感じで、トリップピンの取り替えを行いました。 解放がうまくできるかどうかはまだ試していません。 | |
KadeeのHO用スケールカプラーとの比較です。 上が#705(改)、下が"Scale" Metal Couplersです。 日本型には"Scale" Metal Couplersは少々大きすぎるように思われます。 ナックルのばねは#705のは少し小さく、従来のKadeeカプラー用のばねは使えません。 予備のばねは入っておらず、販売もされていないので、無くしてしまったら代替のばねを探す必要があります。(改造中に1つ飛ばして紛失してしまいました) | |
IMONカプラーとの比較です。 右がIMONカプラー、左が#705(改)です。 IMONカプラーよりも#705の方が少し小さいです。 IMONシステムトラックカプラーは自動開放ができませんが、#705(改)はアンカプラーで解放ができます(できるはず)。 | |
写真の上側が今回作製したモジュールの分岐器でフログ番数は10番です。 下側が前に製作したモジュールでフログ番数は7番です。 中央にあるのはModelsIMONの組線路の分岐器で約6番です。 25年前は実物の分岐器の設計図を持っていなかったため、前回作製のモジュールは稲葉さんからいただいたPostscriptの分岐器設計プログラムを使用し、分岐側ができるだけ大きな曲線になるようにしたもので、ほぼ全てハンドスパイクにより製作しています。 今回の分岐器は実物の設計図を基に作成しており、ハンドレイとハンドスパイクを併用しています。 前回の7番と今回の10番では分岐器自体の大きさはほぼ同じになっています。 |
左がモータの磁気回路に影響が出ないようにするための固定方法。右が万力の鉄部分でも磁気回路を形成するようにした固定方法。 | ||
モータの特性を測定すると、万力で磁気回路を形成した方は、GM-3モータよりもトルクによる回転数の変化が少なくなります。 一般的にトルクによる回転数の変化が少ないほど性能が優れていると考えられます。 回転数は、巻き線仕様で変えることができます。 |