2022年03月30日

C11組立中

ModelsIMONのC11二次型キットを組立中です。
東山で燕の補機として使われていた頃の原型に近い形状を目指しています。
細部はまだまだですが、或る程度形ができてきたので全体を組み合わせてみました。
C11二次型組立中.jpg

posted by よしひろ at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年03月23日

細長い穴開け

ModelsIMONのC11二次型のキットを組み立ているのですが、このキットは重見式給水加熱器が外された形状となっています。
幸い、ModelsIMONから重見式給水加熱器セットが販売されているので、これを取付けることにしました。
ボイラーに加熱器の取付金具を差し込むための穴を開ける必要があります。
金具は0.3mm厚の板で、取付部は幅が1.6mmありますので、それに合う0.3×0.6mmの細長い穴を開ける必要があります。
長穴開け.jpg 
  1.  開ける長穴の両端にΦ0.35の穴を開ける。
  2. 穴に糸鋸刃を差し込みもう一方の穴まで切る。
  3. 糸鋸で切れる幅は約0.2mmなのでΦ0.3mmの鑢で穴を広げる。
  4. プラモデルの筋彫り等で使用される工具を用いて穴を仕上げる。
といった手順で穴を開けました。
糸鋸刃は、Φ0.35に入る6/0を使用しましたが、普通に糸鋸弦が使えないので、短く切った糸鋸刃をピンバイスに咥えて切っていきました。
幅0.3mmの穴を開けるのにΦ0.35の穴を開けたのは、Φ0.3では糸鋸刃が入らないためです。
縦方向の罫書はハイトゲージを使用したのですが、ボイラーを水平に固定できていなかったようで、少し斜めにけがいてしまいました。
肉眼で微妙にずれているように思われたため、再度罫書を行ったので罫書き線が二重になってしまっています。
posted by よしひろ at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年03月13日

失敗

ModelsIMONのC11キットを組み立てているのですが、キャブの妻板の取付がが左右で高さ方向に0.4mmずれているのが判明しました。
両側の水タンクを付けようとした際に、前面窓までの距離が違うことで気づきました。
妻板を取り外そうとしてバーナで炙ったら、付けたキャブ.jpg部品が全部外れてしまいました。
まだ、付けた部品が少なかったので良かったのですが、半田を綺麗に除去してから再組立しないといけないのが面倒です。
posted by よしひろ at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2022年03月01日

レールと動輪タイヤの摩擦係数

牽引力の試験で、レールと動輪タイヤ踏面の接地面積を小さくすると牽引力が大きくなるという結果が得られました。
その理由が分からなかったのですが、facebookで質問したところ、原因と考えられるものを教えていただきました。
その原因は、「アモントンの法則の系統的破れ」という現象らしいです。
私は完全には理解できているわけではありませんので、詳細はリンク先を参照していただきますようお願いします。
簡単に書くと「アモントンの法則の系統的破れ」により接地面積が小さくなると摩擦係数が大きくなるというものらしいです。
ちなみにアモントンの法則とは、
  1. 摩擦力は見かけの接触面積に依存しない。
  2. 摩擦力は荷重に比例する。
というもので、従来、機関車の牽引力を推定する際に一定の摩擦係数に軸重を掛けたものとしていたのは、このアモントンの法則に従っているということが前提でした。
しかし、踏面角0°でレール頭面全体にタイヤ踏面が接触している場合と、踏面角によりレールのごく一部にタイヤ踏面が接触している場合とでは、「アモントンの法則の系統的破れ」により後者の方が摩擦係数が大きくなるようです。
この「アモントンの法則の系統的破れ」が公開されてまだ10年弱ですので、まだまだ解析が進んでいくと思われますが、これが正しいのであれば、これまでの実験結果の裏付けとなります。
posted by よしひろ at 21:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 輪軸