2023年05月18日

失敗

C11の窓ガラスやナンバープレートの取付を行っていたら半田付け部分が外れてしまいました。
塗装前には荒っぽく扱っても何ともなかったのですが、塗装後に取れてしまうのは困ったものです。
綺麗に補修できず、完成したばかりなのに汚くなってしまいました。(ウェザリングの綺麗な汚しとはまた別物)
デフ補修.jpg
デフレクタの下の部分の半田が外れました。
イモ付けなので弱いのは気になっていたのですが特に補強はしていませんでした。
接着では弱いと思いましたので、塗装をしたところに半田付けしました。
エアブラシでこの狭い範囲だけを吹き付け塗装する自信がなかったので、筆塗りです。
ちょっと汚いですね。
縦樋補修.jpg
こちらは屋根の雨樋と縦樋(手摺)の接合部が外れました。
これは塗装前にも外れたので多めに半田を付けたつもりだったのですが、取れてしまいました。
こちらも塗装の上から半田付けしました。
こちらも補修部の塗装は筆塗りです。
汚いですね。
posted by よしひろ at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2023年05月17日

モータ

C53の動力源としてmaxonのRE16というコアレスモータを使用しているのですが、もうちょっとトルクのあるモータにしたいなということで、少し調べてみました。
結局、色々と問題があって、より良いモータを選択することができませんでした。
 Φ16モータ特性.png
使用できそうなΦ16近辺で長さの短いモータの特性です。
回転数を縦軸、トルクを横軸としたグラフ(S-T曲線)です。
一般的にこの曲線(直線)がなだらかに寝ている方が特性(トルクが変っても回転数の変化が少ない)の優れたモータと評価されます。
無負荷回転数や起動トルクは巻き線の太さや巻き数を変えれば調整できるのですが、この傾きは巻き線仕様ではほぼ変りません。
1:23の減速比の歯車を使う関係上、無負荷回転数が8000〜7000rpm程度のものを使いたいと考えています。
このグラフを見るとミネベアのSE15が最も優秀ということになります。
ただ、これはコア付モータでコギングがあるため動輪側からモータを回しづらく、今回の要件では使えないということになりました。
次に優秀なのは、maxonのDCX16です。ちょっと無負荷回転数が低く、長さも少し長くて使いつらいのです。
次の候補がPortescapの16DCTです。
長さがあと1〜2mm短いと良いのですが、特性的には良さそうです。
IMONの1616S2は短いのが良いのですが、無負荷回転数が高すぎ、トルクに対する回転数変化もそんなに良くありません。
Φ16モータ.jpg
モータの形状比較です。
右端が現在使用中のmaxon RE16です。
その左がmaxon DC-max16
左から2番目がmaxon DC-X16
左端がPortescap 16DCT
です。
PortescapのがMadein INDIAと書かれていてちょっと驚きました。
RE16と比べると他は少々長いです。
 Φ16モータ漏れ磁束.jpg
 Portescap 16DCTに鉄製のものがよくくっつくので、モータの上にマグネットビューアを置いてみました。
磁束があるとマグネットビューアは黒くなります。
maxon DC-X16やDC-max16も多少黒くなりますが、Portescap 16DCTが一番はっきりと黒くなっています。
右端のmaxon RE16も黒く見えますがモータ自体の黒色が写っているだけで、漏れ磁束はほとんどありません。
 ESCAPΦ16モータ漏れ磁束.jpg
 Portescap 16DCTに輪軸を近付けると、鉄の車軸がくっついてしまいます。
車輪の重量よりも強い力でくっついてしまいます。
KATOのスロットレスモータもそうでしたが、モータに強力な磁石が入っていて、本来なら磁気回路を構成するはずの外ヨーク(外側の鉄板)が薄すぎて大きな磁束漏れが発生しているようです。
最近のモータの傾向なのでしょうか。
ただ、こんなに派手に磁束が漏れていると、小さな鉄部品がくっついてきてしまい、問題が起こりそうで、怖くて使えません。
タグ:モータ
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2023年05月14日

低速走行2

ModelsIMONのC11キットを組み立て、塗装したものがどれ位遅い速度で走れるか確認してみました。
昨年、塗装前の状態の時は約1.2Vで走りましたが、動力回りの調整が効いたのか今回は約1.15Vで走りました。
集電の問題と思われますが、不安定ながら約1.05Vでも動くようです。
タグ:測定 歯車 輪軸
posted by よしひろ at 20:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2023年05月08日

C11の低速回転

C11の動輪を取付けてみました。
どの程度スムーズに回転できるかを確認するため、無負荷でできるだけ低電圧で回してみました。
無負荷で0.73V位で動輪が回るようです。
車体を取付けた時にどれ位の最低速度で走れるでしょうか。
若干の調整はしていますので、塗装前よりも遅く走れるようであれば、今年もJAMの低速コンテストへの参加を検討したいと思います。
タグ:歯車 車輪 輪軸
posted by よしひろ at 21:27| Comment(8) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2023年05月05日

C11の塗装

製作中のC11の塗装を行いました。
昨日、一度塗装を行ったのですが、誤って乾燥していない状態で手で触ってしまい、水タンクの平面部分の塗装が乱れてしまいました。
何とか修復しようとしたのですが、うまくいきませんでした。
シンナーどぼんで塗装を剥がし、再度挑戦しました。
C11塗装.jpg
写真ではよく分かりませんが、つや消しのせいか、ちょっとざらつきが見られます。
写真を撮る時は気がつかなかったのですが、既に埃が付いてしまっていますね。
塗装用具はそれなりに揃っていると思いますが、腕がついていっていません。

機関車自体はC11の2次型で、製造後間もない昭和10年前後に超特急燕の東山での補機として活躍したものを想定しています。
空気作用管は、作るのが面倒なので、省略です。
タグ:塗装
posted by よしひろ at 20:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 蒸気機関車製作

2023年05月02日

新京阪P6

一応組み立てたということで記念写真を撮ってみました。
P6編成a.jpg
外の日陰で撮影しているのですが、周囲の光の影響で車体が光っている部分があります。
光線の加減で側板の塗装が荒れているのがよく分かりますね。
一応、床下と屋根は軽くウェザリングをしてあります。
下回りは、台車の動き(特に動力台車)の都合上、0.7mmほど腰高にてあります。
乗務員室下のステップは、一部台車の回転に支障があったので少し曲げています。
床下機器はキットに付いていた部品を付けただけなので、実物と少し違っています。
実物は、メーカや製造年台等でそれぞれ機器の形状が異なっているようです。
この写真では、あまり分かりませんが、フイ500のベンチレータの数が実物より2個多いです。
キットに取り付け穴が開いていたのですが、少ないところを埋めると余計に目立つので、穴があるところ全部にベンチレータを取付けた次第です。
窓ガラスには0.2mm厚のアクリル板を使用しています。
タグ:電車 塗装
posted by よしひろ at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 電車

2023年05月01日

新京阪P6 試運転

製作中の新京阪P6の車体と下回りがほぼできましたので、試運転をしてみました。
一応、キットの部品で素組みで作れるのはここまでです。
細かな部品の取付はまだですし、室内装置はそのうち作るつもりです。
 
動力を組み立てたばかりの試運転です。
吊り掛けギアユニット単体や、車体を取付けずに床板だけで走らせていた時は気にならなかったのですが、車体を取付けると、反響するのか結構大きな音を出して走ります。
もっと慣らし運転をする必要があるかもしれません。
 吊掛動力.jpg
この車輛の動力です。
モータはアルモデルのアルモータRS-0811Sです。
本当はコアレスモータを使いたいのですが、この長さのものが見当たりません。
速度を抑えるため、モータ2個を直列接続しています。
輪軸の回転が同期している時は良いのですが、片軸が止まると、もう一方の軸に全ての電圧がかかり、高速に回ってしまいまうのが問題なのですが、並列接続では速すぎるので、今のところ打つ手がありません。
相変わらず下手な電気配線の半田付けですが、導通していて導線が外れなければそれで良しとしています。
台車の回転に影響が出ないようにセンターピンの中央に穴を開け、配線を通しています。
輪軸のプレーン軸は元々Φ1.5なのですが、負荷軽減のためΦ0.75に細くし、軸受けに燐青銅で作ったスリーブを入れてあります。
モータに巻いてあるテープは、集電ブラシの配線部分との接触防止用です。
タグ:電車 歯車 車輪
posted by よしひろ at 21:49| Comment(7) | TrackBack(0) | 電車