自分がどのような糸鋸の切り方をしているのか客観的に見たことが無かったので動画に撮ってみました。
切っているのは、ステンレス製のロストワックス部品のランナー(湯口)です。
使用した糸鋸刃は、バローベの#0です。
バローベの糸鋸刃はヘラクレスやアンチロープと比べると柔らかいと思われるのですが、それでも問題なくステンレスのロストワックスが切れました。
そんなに力を入れているつもりはないのですが、下の板の揺れを見ると、結構力が入っていますね。
カメラのレンズがかなり接近しており、結構作業しにくかったです。
こんな切り方は良くないとか、こうした方が良いとか、ありましたら、ご指導のほど、よろしくお願いします。
タグ:糸鋸
作業中の動画を撮るのは難しいですね。カメラ回している途中で救急車が通ったりしたことあります。一番困るのは「ごはんです〜」というやつで、返事しないと何回も来るのでやりなおしです。
太い棒とかですと、#8も使ったりします。
こちらも僕の専門分野だったもので^_^;
宝飾業界では3/0か4/0の刃を使う事が多いので(たまに6/0)、あまり押しつける切り方はしません。
ですので、切りはじめだけ糸鋸を前傾させて取っ掛かりの溝を付け、あとは垂直もしくは後傾(すり板をかすがいで固定すると手前が下がるので)で切る事が多いです。
糸鋸のグリップは全部の指で握り込まず、親指と人さし指の根本で保持して、あとの指は添える程度にします。
もしくは添えもしません。
グリップ部分を2センチから5センチ程度に切るのも職人の中ではオーソドックスな加工です。
もちろんこの限りではありません。
薄板を真っ直ぐに切る動画をあげてらっしゃいましたが、この限りではありませんという一例で、良い引きかただと思いました♪
ノコ刃を上下逆につけて押し切りをする事もあるのですが、あまり精度の必要無い場合だと早く切れるイメージですので、場合によっては有効かもしれません。
これまた釈迦に説法だとは思いますが、書かれている記事が今の僕にとても参考になっていますので、何か僕の得意分野の情報で恩返しが出来ればと思い、コメントしてみました^_^;
糸鋸の件、ありがとうございます。
軽く持って切る事を試してみたいと思います。
私自身は鉄道模型の工作の本、記事とか、他の鉄道模型愛好家の工作を見るとかでしか糸鋸の扱いを知ることがなく、専門家に教えてもらったことが無いのは実情です。
糸鋸は垂直にして切るということはどこかで聞いたこともあり、試したこともあります。
慣れの問題だと思いますが、糸鋸を垂直にしてまっすぐに切れないイメージを払拭できていません。
ヨーロッパ方面では、鋸は通常押し切りなので、糸鋸も押し切りするのかある人に聞いたことがあるのですが、その人の回答では、糸鋸弦の構造上引き切りにしないといけないとのことでした。
私自身は、日本式の引き切りに慣れているので、鋸や鉋であっても押し切りは苦手です。
仕組みとしては、まっすぐに切るときは少し前傾させたほうが直進安定性が良く、カーブを切る時は垂直に近いほうが小回りがききます。
これはバイクのフロントフォークのキャスター角と同じですね。
キャスター角が立っているほうがバイクがクイックに曲がります。
でも、慣れているやり方で、それで違和感無くやりたい事が出来ているなら何も問題ないとおもいます^_^
押し切りに関しては、早いというのと、宝飾では貴金属を切るので、引き切りだと粉が手にかかるので地金の回収率が下がるという意味合いからも押し切りするとの説もあります。
引き切りのほうが正確に作業が出来やすいというのは、すり板に材料を押し付けて固定するのと、切るという事が同時に出来るという事だと思います。
糸鋸を軽く持って、引く時のみに下向きに力を入れて、なるべくコジたりせず、ノコ刃に変な癖がつかないようにするとある程度細い刃でも長持ちしますよ♪
癖ついた刃はすぐ取り替えます。
薄板の真鍮はサクサク切れるので必要無いかもですが、ノコ刃の側面にろうそくを擦り付けると熱で溶けて潤滑油代わりになります。
書き散らかしましまして失礼しました^_^;
色々とありがとうございます。
所用があって、t1.2mmの真鍮板を3の糸鋸刃で切りました。
糸鋸を垂直にして切ってみましたが、それなりに直線に切れました。
潤滑は以前、ろうそくを使用していたのですが、今は、CUT LUBEというのを使用しています。
なかなか減らないので、多分、使い切れないと思います。