私も電流計付の小さなパワーパックが欲しかったので、真似て作ってみました。
左の赤表示が電圧、右の青表示が電流です。撮影のために100Ωの抵抗3本を並列に繋いでいます。
抵抗値は、100/3Ω、電圧が10Vですので、0.3Aという電流値は計算と合っています。
使用したストロベリーリナックスのLT3081 スーパーLDOレギュレータ・モジュールはゆうえんさんのblogの記述にもあるとおり、電流モニタ端子から、1Aが2Vとして出力されます。
LT3081は、電流に比例した電流を電流モニタ端子に流す(IOUT/5000 A)仕様となっており、モジュールには10kΩの抵抗が付いています。
ゆうえんさんのblogには改造の詳細は書かれていなかったのですが、1Aが1Vになるようにするには、5kΩの抵抗にすれば良いので、電流モニタ端子とGNDの間に10kΩの抵抗を並列に半田付けして5kΩを実現しました。
なお、定電流基準でコントロールしているためなのどうかは不明ですが、流れる電流によってわずかに電圧が変動します。(アナログ電圧計なら分からない位小さな変動ですが。)
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ところがその方法では、アナログテスターを直列につないでみると多少値がずれるような感じがあります。原因がよくわかりません。
よしひろさんのところでは、値は正確ですか?
デジタル電圧計の精度が、2%+2d
電流測定用の抵抗の精度はおそらく5%
ICの規格書では、IMON Scale Factor 100mA以上、1.5A以下で200μA/Aでかつ、1.5A時に最大10%の誤差
ですから、0.1A未満の電流での表示精度は、0.03A程度のずれなら許容範囲だと思います。