2015年07月05日

近鉄2200系用輪軸

近鉄2200系の輪軸はΦ915の9本スポーク、標準軌ですので、HO(1/87)の場合は、Φ10.5 16.5mmゲージとなります。
しなしながら、日本型向けのΦ10.5 16.5mmゲージの輪軸は1/80用の8本スポークのものしか市販されていません。
そこで、特注で輪軸を作ってもらいました。基本寸法は、NMRA の HO Standardではなく、日本の16番ゲージで多く使用されている寸法に合わせてもらいました。
輪軸1.JPGギアを付けたり、付けなかったりする関係上、今回は特別に、車輪と輪軸を組み立てない状態で納入してもらいました。
当初は、旋盤を使用して組み立てていたのですが、時間がかかるため、治具を作りました。
 
輪軸2.JPG1番目の治具は、片方の車輪に車軸を圧入するためのものです。
車輪を2つの治具に挟み込みます。
 輪軸3.JPG車輪を挟んだ治具の穴に車軸を入れます。
 輪軸4.JPG車軸を上から押さえつけ、圧入します。
輪軸5.JPG 治具を外すと、圧入ができています。
 輪軸6.JPGもう一方の車輪を圧入します。
下側(写真左)の治具は先ほど使用したものです。
もう一方の治具は、圧入後に治具を取り外すため、2分割されており、リングで開かないようにしてあります。
 輪軸7.JPGこれを組み立てると左の写真のようになります。
上に付いているものは、既に圧入した車輪と輪軸がずれないようにするためのものです。
輪軸8.JPG 車軸を上から押さえつけ、圧入します。
 輪軸9.JPG車輪と車輪の間の治具は、半分に割って、圧入が完了した輪軸を取り出します。
 輪軸10.JPGこれで、Φ10.5 9本スポーク 16.5mmゲージの輪軸のできあがりです。
posted by よしひろ at 19:21| Comment(5) | TrackBack(0) | 近鉄2200系
この記事へのコメント
近鉄2200の車輪は9本スポークなんですね。自分の作っている京阪700はΦ914の10本スポークです。新京阪P-6も10本ですね。
16番ゲージで多く使用されている寸法ということですが、幅2.4mmでつくられたのですか?
Posted by ヤマ at 2015年07月30日 23:53
φ914車輪のスポーク数は9本という思い込みがありました。
確かに、新京阪の図面を見ると、10本スポークですね。
近鉄2200の図面集には、輪軸の図面がなく、スポークの数は、判りません。
この輪軸自体は、日光モデルの16番用のスポーク車輪と全く同じ寸法です。タイヤ幅は2.4mmです。
10本スポーク車輪はどこからか市販されていますでしょうか。
Posted by 森井義博 at 2015年07月31日 00:19
また、間違いがありました。
新京阪の輪軸はφ914ですが、近鉄2200系用の輪軸は、φ915でした。
1mmの差なので、誤差の範囲でしょうけど。
Posted by 森井義博 at 2015年07月31日 00:30
10本スポーク車輪の模型製品は見たことないですね。可能性があるとすればアダチさんの参急2200とか阪急P6ですけど両方とも1/80だし、カタログの組立イラストには8本スポークで書かれています。
新京阪を作っているF社のKさんあたりが何とかしているかも。
Posted by ヤマ at 2015年07月31日 12:54
森井さんには直接言ったかもしれません。
10 本スポーク 10.5 は SEM から出ています。
って、9 ヶ月も後に書かれてもねぇ、ってとこ
でしょうけど。
# RP25 の検索をしていて、思い出した ;-)
Posted by 稲葉 清高 at 2016年03月12日 15:03
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