2015年10月22日
 | φ10.5車輪のスポークは9本だと思っていたのですが、少なくとも新京阪P6は10本スポークだということが判明しましたので、10本スポークの輪心を作ります。 3Dデータを作成し、NCで切削してもらったものを原型とし、ロストワックス鋳造してもらったものです。 この写真は、絶縁側で、絶縁用のブッシュを入れるために中心にφ3の穴を開けています。 穴径チェック用の治具を入れた状態です。 |
 | 穴径チェック用の治具はこれです。 φ3.0のステンレス棒ですが、左側は、外径を0.015mmほど削って、径を小さくしてあります。 輪心の中心の穴が、左側は入り、右側は入らない状態でOKとします。 φ3.0のプラス公差のブッシュを入れて圧入になる寸法としています。 |
 | 輪心にφ3の穴を開けるのに、ドリル刃を使うとなかなか正確な寸法にならないので、内径バイトで開けています。 旋盤はML210ですが、50個削っても上記の治具でOKになるので、穴径は3mm +0,-0.03mm以内の精度に収まっています。 内径加工後、内径を基準に外径を削りますが、切削用の治具を作る必要があります。 (写真を見ると、バイトの刃先が少し折れていますね。。。) |
posted by よしひろ at 00:35|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
近鉄2200系
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/166187622
この記事へのトラックバック