2016年01月12日

静的摩擦係数

静的摩擦係数の測定で測定値のばらつきが大きくて一旦あきらめたのですが、気を取り直してもう一度測定してみました。
傾きは、iPhone5sに角度測定の無料ソフトを入れて計測しています。
測定値(傾き%=静的摩擦係数)は、23,25.2,29.4,30.1,29.5,31.6,30.5,29.5,29.1,32.5,26.4,27.9,322.2,30.0,30.9 (平均で29.2)でした。
最初の2回測定後、レールを磨きました。レールを磨いてピカピカにすると摩擦係数が向上するようです。
また、約30%という値は驚きでした。昨日のレールをピカピカにして引っ張った時の(動的)摩擦係数も約28%でした。
これまで、機関車の牽引力を測定した時の摩擦係数が18〜20%でしたから、レールの状態も大きく影響するようです。
摩擦について解説されたものを読むと、静的摩擦>動的摩擦 と書かれています。
しかし、静的摩擦係数の測定でも、動き始めてもすぐ止まりますし、機関車の牽引力測定でも、電圧を上げていって空転しだした瞬間に牽引力が落ちるかというと、そうでもありませんので、洋白のレールで、洋白ないしは真鍮のタイヤでは、静的摩擦≒動的摩擦のように思えます。

posted by よしひろ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/171819181

この記事へのトラックバック