このblogで2013年に少し書きましたが、今回作るC53でも同様のロッドピンを作ることになったので、少し詳細に書きます。
模型の場合、動輪にロッドを取り付けるロッドピンはねじとなっていますが、ねじを回すためにマイナス溝が掘られていたり、外形を六角形にしてレンチで止めるようになっていたりします。
実物の古い機関車のロッドピンは、六角になっているものもあるようですが、C53の場合は、そうではありません。
 | 京都鉄道博物館にあるC53のロッドピンはこのような形状になっています。 そこで、模型でも多少でも実物に似たような感じで、ドライバーで回せる穴を作ってみました。 穴は、できるだけ小さく、実用性のあるものとして、ヘクサロビュラ(トルクス)のT1としました。 プラス(フィリップス)ドライバの溝を付けて、中央はマイナス溝のねじで埋めるということは、できないと判断しました。 |
 | 穴の開いていないロッドピンを加工します。 |
 | まず、センターに穴を開けます。 ロッドピンの材質はステンレスです。 φ0.5の穴を開けるのですが、私は機械で小径の穴を開けるのが苦手で、ちょっと気を抜くとドリル刃が折れてしまいます。 写真のドリル刃も撮影後すぐに折れました。 |
 | ドライバの穴を作る治具です。 ドライバビットをロッドピンに開けた穴に押し込んでドライバの形状を作ります。 |
 | エキセンプレスで押さえつけます。 |
 | ドライバの先端が、ロッドピンに食い込んで抜けないので、治具に取り付けたねじを回して無理矢理外します。 これで、ねじ穴の作製は完了です。 |