市販の分配弁の部品を使いたかったのですが、1930年代のC53の分配弁は、上から吊ってあり、市販品にはないので新規に作成した次第です
3Dのデータを作成し、外注で造型してもらいました。
拡大すると、積層造型の筋が見えますので、もう少し磨かないといけません。
配管用の穴は、造型では表現できなかったため、後でφ0.2の穴を開けました。
ちょっとずれてしまっていますが、許容範囲と判断しています。
3D造型の場合、1から部品を作って組み立てていくのと比べると、ディテールが甘いですが、複雑な形状が作りやすいので、この方法を使っています。
京都鉄道博物館にある、上から吊るタイプのD50の分配弁を測定しデータを作成しました。
同館のC53の分配弁は、後年の取付板に載せるタイプだったので、それほど細かくは調べていません。
比較で撮影した市販品と比べると、珊瑚製よりは細く、イモン製よりも太く短くなっています。