C53の炭水車にはボギー横扣が2種類ありどのように使われているのか調べてみました。
梅小路に保存されている機関車では以下のようになっていました。
C5345の17立米炭水車の台車後部の横扣は直線です。 | |
C53の一部はD50の20立米炭水車に振替えられました。 このD50140の20立米炭水車台車後部の横扣は曲がったタイプです。 | |
このC51239の炭水車は12-17の銘板が付いていますが、形状は20立米炭水車です。 台車後部の横扣は直線です。 |
以上のことから、C53の炭水車ではボギー横扣は、前から 曲ー直ー直ー直(曲もあるかも)という形状になっていると考えられます。
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「2-11-1自動連結器の取付取外シヲ容易ニスルタメ変更」
とあります。出典:D50形機関車明細図{9900形}附:20立方
米,12-17炭水車明細図 鉄道資料保存会編 194頁
同形式の炭水車を使用していたD60ではA訂正が適用された機体とそうでない機体、双方がありました。直線のままの
横梁は車輪径940mmの台車に多かったように思います。
ご参考になれば幸いです。
ありがとうございます。
LA0009の組立図にも両端は曲がった絵が描いてあるのですが、昭和3年度のC53に適用されたとも限らないみたいですね。