返クランク腕と心向棒を繋ぐ釣リンクの形状が左右非対称であることを今までは気にしていませんでした。
小さな模型の部品としては対称形で作られていることが多いと思います。
釣リンクの下側には斜めにボルトが付けられていてそれがどちらを向くのが正しいのか確認しました。
京都鉄道博物館で実機を確認すると、
![]() | 写真では見づらいですが、確かに前側にボルトが付いています。 |
![]() | ところがC51では後側にボルトが付いています。 京都鉄道博物館で見ることができた蒸気機関車では、C5345とC621以外は後側にボルトが付いていました。 C6226は後ろ側にボルトが付いていてC621吐逆なのがよく分かりません。 C622は整備中だったので近づいて見ることができませんでした。 |
ということでC53の釣リンクの向きは他の機関車とは逆ということが確認できました。
C53の場合、連結棒(サイドロッド)も関節の位置が通常とは前後逆なのですが、何故でしょうね。
タグ:機関車部品