C53のボイラーを曲げています。
珊瑚模型店や安達製作所といったメーカではどうやって曲げているのか知らないので、自己流でやっています。
 | 加工の際にエッチング板の表面が傷つくのを防ぐために薄いシートを貼っています。 |
 | 3本ローラである程度丸めます。 この3本ローラは剛性不足のようで、中央部分が広がって均等には丸まりません。 その後、丸棒を使ってある程度均一に丸めています。 蒸気機関車の自作をされる方のblog等を見ると、両端を先に曲げるということが解説されていますが、後工程の都合で、両端は真っ直ぐのままです。 |
 | C53のボイラーは、火室の部分が少し上がっています。 それを表現するため、治具に入れて万力で押し出ししています。 高さの差は0.数mmなので、実際のところ見てもほとんど分かりません。定規を当てると何となくわかるレベルです。 油圧プレス等が欲しいところですが、現在は万力がプレス機代りです。 エキセンプレス(ネコプレス)はありますが、万力の方が強く締め付けられます。 |
 | 治具に入れて、ボイラーの両端を曲げる準備です。 |
 | 指、ハンマー等を使用して、曲げます。 |
 | 最後に、形を整えるために治具に入れて押さえつけています。 |
 | 丸め終わった写真です。 スプリングバックで若干開きますが、これで曲げ作業は終わりです。 |