2020年12月01日
びっくりマシン据置Ver.を組み立ててみました。
 | ステンレス板がレーザカットされており、非常に精度良くできています。 板は、説明書の指示に従い谷折りや山折りで曲げていくのですが、谷と山を間違えて曲げてしまうと、やり直しがきかない(多分折れる)ので注意が必要です。 組み立てている間は、このマシンの機構を理解していないので、自分の曲げ方が正しいのか不安でした。 また、非常に小さな部分を曲げるのに隙間がないので、テコのように曲げる箇所を引っ張り出すことができず、押し出す必要がありました。 ある程度工具を持っていれば対応できるのですが、あまり工具をお持ちでない方には大変かもしれません。 |
 | 最終的にはスイッチとモータを結線する必要があるのですが、とりあえず、ワニ口クリップで繋いで動かしてみました。 説明書では、組立中にミシン油を注油するように指示があるのですが、とりあえず、注油無しで組み立てて動かしてみました。 特に問題もなく非常にスムーズに動きました。 このポイントマシンは、一度組み立てると分解する想定はないようなのですが、設置後に外部からの給油はどうすれば良いのか考えておく必要がありそうです。 |
 | 一方向に回転する偏心クランクで、左右に動くようにする面白い構造です。 |
 | 反対側です。 この出っ張り(レバー軸)にレバーを2枚入れ込むのがちょっと手間でした。 非常に精度良くできているので、微妙な加減で入り、スムーズに動きます。 入らないからといって、鑢とかで手を加えない方が良いと思います。 |
posted by よしひろ at 14:58|
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とても丁寧に組立てて頂いた様で、感謝致します。
注油は側面の穴やレバー軸裏の穴から、毛細管現象を利用するミシン油の注油で大丈夫だと思います。
またFBで書かれていた高さ寸法の件、このメカは黄色い減速ギアボックスの外寸がほぼメカの外寸となりますので、高さ寸法を詰めるにはギアボックスの出力軸に手を加える以外に方法ないのが現状です。
以前、斜板カムを利用するタイプも試作しました。
こちらは高さ寸法はほぼ1inchとなりますが、製作の難易度が高いので、まずは据置型を商品化した次第です。
高さの件は、既存の動力ユニットを使う以上仕方がないですね。
他社製品と比べて特に大きいというわけでもありませんし、動作は非常に安定しているようですし、4V印加で動かしてみたら0.03A程度しか電流が流れていないようでしたので、使いやすいと思います。
高さの低いのが出ることを期待しますが、まずは、現行製品が売れることですね。