びっくりマシンをフルグレックス製やレマコ製のポイントマシンの置き換えができるように回路を組んでみました。
手抜きで、回路図は作らず、立体配線です。
3Vのモータを12Vで動かすために、起動電流の制限抵抗を入れました。
モータの巻き線抵抗は10Ω弱(個体差が結構ある)ですので、起動時の電圧を4/1にするためには合計40Ωになれば良いことになります。
ということで、30Ωの抵抗を直列に入れています。
起動時は電圧が1/4(12V入力で3V)になりますが、動き出すと電流が減るため、もっと高い電圧がモータにかかります。
3V印加時よりも速く回りますが、モータを流れる電流は少ないので、焼けることはないはずです。
ダイオード4個でスイッチに合わせてモータには同極性の電圧がかかるようにしています。
タグ:ポイントマシン
電流の流れ、一瞬では解らず5分ほど考えて納得しました(^^;
写真に写るリミットスイッチの、右端と中央の端子に接続したダイオードの突端に、デコーダからの12V正逆を接続すればよいのですね(^^♪
モーターの負荷電流値バラツキの件、このギアユニットは選別し良品のみ採用しているのですが、モーター込みでもお手頃価格ですので、致し方ないところかも知れません(-_-)
作動中の電流値が3〜40mA程度と低いので、この30Ωの抵抗を、基板に固定しドライバーで調整するタイプなどの「可変抵抗」とする事は出来ないでしょうか??
もし可能であれば、ポイントの動作速度を個別に調整出来るのでは!と思うのですが、当方現状では確認する環境が無くお尋ねする次第ですm(__)m
モータの巻き線抵抗が10Ω程度なので、3V印加では起動時は0.3A程度流れるはずです。
作動中は、ご指摘の通り、30mA程度なので今回の場合、抵抗での減圧は30Ω×0.03A=0.9Vほどしかありません。
ということで、抵抗を使用した回路では作動中の減電圧は期待できません。
仮に抵抗値を100Ωにしても作動中は3Vしか減圧できず、モータには9Vかかりますし、起動トルクは、1/3位になるので、回り出すか不安です。
もし、動作速度を調整するのなら、減圧回路を作るしかないと思います。
出力電圧可変型3端子レギュレータを使えば実現できると思います。
当初は3端子レギュレータで減電圧することを考えたのですが、回路を簡易化するため直列抵抗を付けるようにしました。
DCCデコーダ接続回路の検討を進め、ほぼ物になりそうな所まで進みましたので、御礼がてらご報告させて頂きます。
森井さんご考案の「入力をダイオードで振分けるアイディア」を利用させて頂き、「直列に入れる30Ωの抵抗」の代わりに『シャントレギュレータ回路』としてみました。
シャントレギュレータ回路に利用する素子は、ダイオード3個と62Ω3Wの抵抗1個のみです。(ツェナーダイオードでなく、ごく普通のダイオードです。)
ダイオード3個分の順方向電圧降下を利用し、モーターには常に約2Vの電圧が印加されます。
回路全体の電流値は12V印加時に約120mA程度で、フルグレックスの電流値(80〜200mA)と同等以下でしたので、フルグレックス用のデコーダでびっくりマシンを動かす事が出来そうです。
実際にDCCのデコーダで確認した訳ではありませんが、デコーダとの「相性」が生じる場合は、抵抗を50〜100Ω程度の範囲で変えてみると相性の良い所が見つかると思います。
とりあえず、ご報告までm(__)m