2021年08月12日

切削失敗

車輪の輪芯の切削で失敗してしまいました。
切削失敗.jpgロストワックスの輪芯の裏側には表側の切削時のチャッキングにφ3の棒を付けてあります。
裏側の切削時にこのφ3も一緒に削ってしまおうとしたら、力がかかりすぎたようで、スポークが曲がって全体がねじ曲がり、バイトが引っかかってしまいました。
バイトの先が折れ、使えなくなってしまいました。
突っ切りなら切れるのでしょうけど、このためにバイトを変えてチャッキングしたり外したりするのも時間がかかるので、φ3の部分は糸鋸で切ることにしました。
数百個あるので、結構面倒ではあります。
タグ:車輪 輪軸 切削
posted by よしひろ at 15:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 輪軸
この記事へのコメント
災難でしたね。高価なダイヤモンドチップも折損されましたか!プロの方から「ロスト部品に刃物を当てるのは極力避けたい」という話を聞いたことがあります。ロスト部品は喰いやすいようで、快削材と同じようなことをすると痛い目にあいますね。自分も動輪のクランクピン部分の加工で苦労しました。ただ、こまめの切削油が意外に有効みたいです。
Posted by コン at 2021年08月12日 18:45
このロストワックスの材質は洋白なのですが、糸鋸で切っていても、すぐに糸鋸刃の切れが悪くなりますし、よく折れてしまいます。
旋盤で外径切削をしている時も、時々バイトが引っかかったようになりました。
ロストワックスの機械加工はやりにくいですね。
Posted by 森井義博 at 2021年08月13日 11:38
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