車輪の軸穴加工を行っています。
できるだけ車輪の保持で精度が確保できるようにヤトイはコレットチャック自体を加工しています。
前回は、リーマで軸穴を加工したのですが、輪芯にタイヤを圧入する際に若干振れが出るようで、リーマは振れた下穴に沿って削られるため、出来上がった輪軸の車輪の芯振れが大きくなったようです。
今回は、それを改善するため、内径バイトで削っています。
ただ、小さな内径を測定する手段がないため、何個か削ってみて車軸を入れて適当と思われるバイト位置で削っています。
ちゃんと測定はしていないのですが、数個確認したところ、芯振れは0.01mm程度には収まっているようです。
実際に台車に取り付けて回転させても、振れはほぼ感じない程度になっています。
読みやすくなりました。