2021年10月12日

パワーパック

いつもは市販の可変電源キットを組み立てて、適当な箱に詰めたものをパワーパックとして使用しています。
そのような怪しげなものではなく、まともなものが欲しくて、電気機器の開発会社のパワーパックが販売されていましたので購入してみました。
パワーパック.jpg
外観です。
左が今回購入したもの、右が私の作製した怪しげなパワーパックです。
市販のは外部電源としてUSB5Vが使える以外は、私の使用用途としては機能的な差はありません。
仕様として疑問に思ったのは、ショートのLEDが電圧を上げていくと点灯し、ショートの際に消灯することです。
最初、何も繋いでいないのにショートLEDが点灯したのでちょっと驚きました。
放熱用のファンが付いていて大変うるさいです。
小数点以下2桁の電流計が付いていますが、C53を15V全速力で走らせたら、電流表示は0.00Aでした。
テスタで測定すると約15mAでした。
15Vで動輪の回転を止めると0.35Aと表示されました。
こっちの方はテスタでの測定でも約0.35Aなので、電流値が高いとそれなりの表示のようです。

パワーパック中身.jpg
中を開けてみました。
主たる回路は、amazonで売られているこれと同じもののようです。
ファンは無くても大きな放熱器を付けてやれば問題なさそうな気はします。
電源.jpg
電源端子が合わないと困るので、とりあえず純正品を購入しました。
電源を日本国内で流通させるにはPSEの認証が必要なので、面倒なのですが、秋月電子のが入っていたのはちょっと驚きでした。
秋月電子での通販の3.2倍の価格でした。
posted by よしひろ at 17:35| Comment(2) | TrackBack(0) | その他
この記事へのコメント
自作のパワーパックで、5V->12Vへの昇圧回路を内蔵したモノがあるのですが、内蔵するより外付けアダプターにした方が使いやすいと感じました。また昇圧回路では電力増幅されるわけではないので、出力の3、4倍の電流が流れますので、せいぜい0.5Aぐらいの車両を走らすのが限度だと感じました。
Posted by ゆうえん・こうじ at 2021年10月12日 22:55
基板中央部のICですが、アナデバのLT3119のように見えます。この部分の基板自体がストロベリーリナックスの「LTC3119 可変型昇降圧DC-DCコンバータモジュール(0.8V〜17V出力) 」から電圧調整用ボリュームを撤去して、ボリュームに引き出したようにみえますが、いかがでしょうか?
https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=13119
Posted by ゆうえんこうじ at 2021年10月13日 00:33
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