2021年10月10日のこのblogで曲線を走らせた時、先端の尖ったピボットの方が牽引負荷が大きそうだということになっていました。
本当はどうなのかを確認するために、先端を尖らせてみました。
![]() | 左が先端が約R0.1のピボット、 右が先端を尖らせたピボットです。 ピボットの先端形状以外は全く同一仕様の輪軸です。 |
線路を傾けて動き始める傾きを調べてみました。 どちらも0.5%〜0.7%動き始めます。 直線においては殆ど差は無いようです。 |
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![]() | 左が先端が約R0.1のピボット、 右が先端を尖らせたピボットです。 ピボットの先端形状以外は全く同一仕様の輪軸です。 |
線路を傾けて動き始める傾きを調べてみました。 どちらも0.5%〜0.7%動き始めます。 直線においては殆ど差は無いようです。 |
恐らく、軸端を尖らせても、接している部分の直径が「それほど変わらない」と言うことになるのでしょうね。
軸端が尖っていても、その先端のR0.1の部分で接しているのでは無く、もう少し太い部分で接触している可能性が有りそうですね。
ちなみに、うちで軸受けのガタの大きい台車は、見るからに、先端では無い部分で支えています(汗;) 軸受け、軸端の形状を変えずに、ガタを少なくするだけで、目に見えて転がりが良くなるのは、当たる部分が「より先端部分」に移動するのだと考えています。
・・・ただ、ガタを無くすのに、4輪固定でしか試していません、2点支持では、加工が難しいです。簡単に実験するには、軸受けがKATOの客車みたいに、前後一体板金で作ってあるものは、バネを効かせるように少し曲げると、転がりが改善しますので、時々やっています。なお、KATOの台車は、ガタが少ないので、ワザワザ曲げ直す事はあまりしていません、他社の台車です(汗) 改軌する際に、ガタが少なくなる様に手加減していることも多いです。
軸端が尖っていても、その先端のR0.1の部分で接しているのでは無く、もう少し太い部分で接触している可能性が有りそうですね。
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軸端が尖っていても、その先端の細い部分で接しているのでは無く、もう少し太い部分(R0.1程度)で接触している可能性が有りそうですね。 あるいは、どちらも、もっと太いところで接しているのかも???
この後の実験はどうされるのでしょう?
初期状態で、あまり変わらないので継続して実験する必要があるかどうか分かりませんが・・・
先端が尖っている方は、軸穴を傷つけやすい(掘りやすい?)と言うことと、軸端自体も変形しやすいので、回転抵抗が増えることと、軸穴をさらに堀りやすくなってってしまうわけですが、これをどうやって再現良く実験するか? 「変形」を意図的に、多数の軸端を変形させるのは、同じようにするのが難しそうですね。
まあ、実用的には、初期状態が変わらないのなら、経年変化で、悪くなりそうな要因しか思い付かないので、敢えて採用する必要がなさそうなので、実験は省略しても良いかもしれません。
・・・個人的には、続きが見たいですけど(笑)