2021年10月24日

ピボット先端の加工

ピボット先端を尖らせるのにヤトイを作って輪軸を固定し、ドリルレースのごとく鑢で削っています。
バイトではまともに加工できません。
 
撮影は左手にカメラを持ってモニタを見ながら加工をしているのでうまくできていません。
実際の加工時は、拡大鏡越しに現物を見ながら加工しています。
鑢での加工後、砥石で研磨しています。
やすり.jpg 
使用している鑢です。
できるだけ加工面が荒れないようにバローベの一番細かい目のものを使用しています。
目のサイズは、G10と書かれています。
 やすり表面.jpg
使用した鑢の表面です。
下半分は鑢の元の表面の状態です。
上が削った跡が付いています。
一般的な鑢の目はなく、ランダムで非常に細かなな凹凸が付いています。
posted by よしひろ at 23:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 輪軸
この記事へのコメント
 見事な加工です。砥石で研げば最高でしょう。ただ、バローベのヤスリが目詰まりしそうで心配です。ダイヤモンドヤスリの#1000位を使い、オイルを挿して削るのが良さそうな気がします。
Posted by コン at 2021年10月24日 21:46
ありがとうございます。
既に30軸を加工してしまいました。
ダイヤモンドヤスリは#1000の細かいのは持っていませんので、金属やすりを使用しました。
使用したのはバローベの精密研磨ヤスリというもので、目がなく、ランダムで細かなな凹凸が付いています。
そのため目詰まりしないのですが、削ったところの凹凸が無くなってしまいました。
Posted by 森井 義博 at 2021年10月24日 23:25
凄いヤスリをお持ちですね!

私は、安易な次の方法で改軌後の車軸を整備しています。
1)油目ヤスリで、大体の形を整える(角度を整える)。
2)#400の持ち手がついているダイヤモンド砥石で形を仕上げる。
3)仕上げは、プラ板に耐水ペーパーを貼ったもので表面仕上げ。
 #400〜#1500程度
4)軸端は、丸める。
 私は、最終的に丸め(R0.2程度?)ているので、
 ドリルレースで、耐水ペーパーを当てて丸めました。


最近知りましたが、3)〜4)の「先を仕上がる」だけなら、セリア(百均)で売っているスティックヤスリでも充分な気がします。まあ、百均なので、番手の正確さや耐久性はイマイチで、「ゴッドハンド」や「WAVE」のもの比べると劣るようです。次はコレを使おうかと思っています。目詰まりしたら、どんどん交換していけます。カッターで切ることも容易です。


スティックヤスリ#600と#1000が有ります(紹介記事)
https://4g-plamo.com/hobby-tool/hobby-tool-7/

スポンジやすりは#1200、#1500、#2000のセットです(紹介記事)
https://pooh2rohhobby.blogspot.com/2021/03/blog-post.html

Posted by 廣瀬 at 2021年10月25日 05:15
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