2021年10月31日の運転会で列車の牽引負荷を測定しました。
 | レイアウトの1周分の牽引負荷データです。 - 「20系15輛」は、ModelsIMON製の20系客車15輛編成です。
途中で牽引力測定車の底のねじがポイントに引っかかって脱線したので、1周に少し足りません。 途中で負荷が大きくなっているのは、レイアウトを置いている机の高さが違うために約1%(0.9%位)の勾配があるためです。 曲線の半径はR1250ですが、牽引負荷への影響は確認できません。 - 「32系10輛」は私の32系二重屋根客車10輛です。
3周させてほぼ同じデータでしたので、1周分を切り出しています。 「20系15輛」のデータと比べて勾配部の山がなだらかになっていますが、編成の長さの違いによるものではないかと推定しています。 - 「20系14輛」は今回の運転会ではなく、1997年に測定したものです。
レイアウトは同じですが、設置場所が異なるので、勾配の状態が違います。(この時は有線で計測器とPCを繋いでいます) PEMP製20系客車14輛編成で、輪軸はパブローラ車輪です。 ModelsIMON製の20系客車15輛よりも全体的に負荷が大きくなっています。パブローラ車輪はそれほど転がりは良くないと思われます。 - 「32系15輛換算」は「32系10輛」のデータから15輛にした場合を想定して2倍に換算したものです。
「32系10輛」の総重量1650gですが、これには床下機器が付いていませんので、少々軽くなっています。 1輛当り200g程度になるとして、15輛編成にすれば約1.8倍の重量なので2倍ということで換算してみました。 ModelsIMON製20系15輛よりも牽引負荷が小さくなることが見込まれます。 |
| 牽引負荷の測定風景です。 レイアウトが違う以外は前回とあまり変わりません。 |