2021年12月29日

Kadee #705

最近、私の周りでは話題のKadee #705を所属するクラブの方が入手してくださいました。
HOn3用ということで、連結器中心高さが7.14mmで、トリップピンが短いのです。
連結器中心高さが10mmで使えるようにトリップピンを取り替えました。
カプラーヘッドが小さめで日本型の1/87には丁度良いように思います。
Kadee705改.jpg
右が元の#705です。
左が連結器中心高さ10mmになるようにトリップピンを入れ替えたものです。
トリップピンは、Φ0.8のピアノ線を使用しました。
改造は、
・元のトリップピンを万力に固定して、マイナスドライバで連結器本体を持ち上げると、トリップピンが抜けます。
・Φ0.8のピアノ線を約15mmに切り、上から約2mmの位置にニッパ等で傷をつけて、ちょっと径を大きくします。
・上記ピアノ線を、連結器に差し込みます。手では入りきらないので、万力で圧入します。
Coupler Trip Pin Pliers等で、適当な形になるように曲げます。
・ちょっと長いので、先端を切ります。
わりといい加減ですが、こんな感じで、トリップピンの取り替えを行いました。
解放がうまくできるかどうかはまだ試していません。
比較.jpg
KadeeのHO用スケールカプラーとの比較です。
上が#705(改)、下が"Scale" Metal Couplersです。
日本型には"Scale" Metal Couplersは少々大きすぎるように思われます。
ナックルのばねは#705のは少し小さく、従来のKadeeカプラー用のばねは使えません。
予備のばねは入っておらず、販売もされていないので、無くしてしまったら代替のばねを探す必要があります。(改造中に1つ飛ばして紛失してしまいました)
 比較2.jpg
IMONカプラーとの比較です。
右がIMONカプラー、左が#705(改)です。
IMONカプラーよりも#705の方が少し小さいです。
IMONシステムトラックカプラーは自動開放ができませんが、#705(改)はアンカプラーで解放ができます(できるはず)。
  
タグ:カプラー
posted by よしひろ at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 連結器
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