最近、私の周りでは話題のKadee #705を所属するクラブの方が入手してくださいました。
HOn3用ということで、連結器中心高さが7.14mmで、トリップピンが短いのです。
連結器中心高さが10mmで使えるようにトリップピンを取り替えました。
カプラーヘッドが小さめで日本型の1/87には丁度良いように思います。
右が元の#705です。 左が連結器中心高さ10mmになるようにトリップピンを入れ替えたものです。 トリップピンは、Φ0.8のピアノ線を使用しました。 改造は、 ・元のトリップピンを万力に固定して、マイナスドライバで連結器本体を持ち上げると、トリップピンが抜けます。 ・Φ0.8のピアノ線を約15mmに切り、上から約2mmの位置にニッパ等で傷をつけて、ちょっと径を大きくします。 ・上記ピアノ線を、連結器に差し込みます。手では入りきらないので、万力で圧入します。 ・Coupler Trip Pin Pliers等で、適当な形になるように曲げます。 ・ちょっと長いので、先端を切ります。 わりといい加減ですが、こんな感じで、トリップピンの取り替えを行いました。 解放がうまくできるかどうかはまだ試していません。 | |
KadeeのHO用スケールカプラーとの比較です。 上が#705(改)、下が"Scale" Metal Couplersです。 日本型には"Scale" Metal Couplersは少々大きすぎるように思われます。 ナックルのばねは#705のは少し小さく、従来のKadeeカプラー用のばねは使えません。 予備のばねは入っておらず、販売もされていないので、無くしてしまったら代替のばねを探す必要があります。(改造中に1つ飛ばして紛失してしまいました) | |
IMONカプラーとの比較です。 右がIMONカプラー、左が#705(改)です。 IMONカプラーよりも#705の方が少し小さいです。 IMONシステムトラックカプラーは自動開放ができませんが、#705(改)はアンカプラーで解放ができます(できるはず)。 | |
タグ:カプラー