HOn3用のKadee#705を1/87の本線用にトリップピンを入れ替える改造を10個以上行って、やっと安定した改造ができるようになってきました。
私がやっている改造手順について書いてみます。
![]() | カプラーからナックルのばねを取り外した後に、トリップピンを万力に挟み、マイナスドライバーでカプラーの底面を押し上げてトリップピンを抜きます。 |
![]() | 抜いたトリップピンです。 ナックルの位置に回り止めのために少し変形させてあります。 |
![]() | 改造で使用するトリップピンです。 Φ0.8のピアノ線です。 約15mmの長さに切断してあります。 焼き鈍し等は行わず、そのまま使用しています。 先端から約2mmの位置に回り止めを付けてあります。 |
![]() | 当初、回り止めを付けるのに、ニッパで押さえていたのですが、安定した変形が難しいので、使わないニッパを改造して治具を作製しました。 |
![]() | 改造用のトリップピンをカプラーに刺して、万力で圧入します。 |
![]() | ナックルに対して少し角度を付けて、KadeeのCoupler Trip Pin Pliersでトリップピンを曲げます。 |
![]() | トリップピンを曲げた状態です。 このままでは、少々長すぎるので、先端を切断します。 |
![]() | Kadee#711のトリップピンを参考にトリップピンの先端を切断します。 |
![]() | ナックルのばねを戻して改造完了です。 |
タグ:カプラー
ナックルバネをはずしておかないとトリップピンが抜けないのでしょうか。
バネ紛失のリスクが高いのでどうしたもんでしょう。
アンカプラーでの動作確認を期待しています。
トリップピンを抜いた時に、ばねの力でナックルごと飛んでいった事もあります。
なので、面倒ですがばねを抜いて作業しています。
ナックルのばねを取り付ける際にもばねが飛んでしまうこともありました。
組み立ててからナックルのばねを入れるのは面倒なので、トリップピン取付の際にナックルのばねを付けておく方が作業はしやすいかもしれません。