2023年03月25日

新京阪P6(3)

10年以上ぶりに車輛の塗装を行っています。
元々塗装は苦手で、本当に久しぶりですので、うまくいかないことがありました。
P6の車体色がよく分からないので、マッハ調色塗料の阪急色を使用しました。
下塗りは、ニッペのパワーバインドを使用しました。
以前にJAMのクリニックでPINE CONE PRODUCTSの松川さんがパワーバインドを使われているとのことでしたので、使ってみました。
塗装1.jpg
最初に塗ったら、塗料をはじくのか、塗料が乗らない箇所が発生しました。
塗り重ねてもこの部分には塗料が乗りません。
この塗装に前に下回りもマッハの調色塗料を同じシンナーで薄めて塗装したのですが、この時は特に問題はなさそうでした。
塗装2.jpg
 シンナーを変えてみたら、塗料が乗るようになりました。
ただ、細かいブツブツができていしまいました。
なお、写真では色が変っているように見えますが、実際は同じ色です。
シンナー1.jpg
最初に使用したシンナーがこれです。
このシンナーはラッカー系塗料のうすめ液ということになっています。
ラッカー系塗料というのは品名が合成樹脂塗料のことで、ニトロセルロースラッカーではないようです。
マッハの塗料はニトロセルソースラッカーなので、混ぜて使うのは問題があるのでしょうか。
このシンナーは成分が書かれていないのですが、塗料自体はこのシンナーで溶けたようには見えました。
 シンナー2.jpg塗装がうまくいかないのでラッカー用シンナーに変えてみたところ、塗料がはじかれるようなことは無くなりました。
タグ:電車 塗装
posted by よしひろ at 14:20| Comment(11) | TrackBack(0) | 電車
この記事へのコメント
森井さま。
ニトロセルロースラッカーと云っても(硝化綿ラッカー)、別にシンナー成分との相性は詰まり キチンと溶けるかどうかの問題であって。強いシンナーなら、大体は問題無いと思いますよ。
ハンブロール等のエナメル塗料の場合は、ラッカー系シンナーとの相性は悪いと云うか 混ざらないですけど。
グンゼ産業のMr カラー等、フィニッシャーズのピュアシンナーで混ぜ込むと抜群の発色しますし。


因みに、あまり知られてませんが。
タミヤの 油性缶スプレーには、ニトロセルロースが入ってますね。
Mr カラーの缶スプレーには、使われていません。
Posted by マックス君 at 2023年03月25日 20:48
森井さま。
もし、ニトロセルロースラッカーで強いシンナーと云うならば。
フィニッシャーズのピュアシンナー、或いは 藤倉化成のエクセル Sを お薦めします。
試す価値はあると思います。
Posted by マックス君 at 2023年03月25日 21:17
ごめんなさい。間違って打ち込みました。

アクセル S(アクセル S 35)シンナーです。
Posted by マックス君 at 2023年03月25日 21:23
ご教示ありがとうございます。

ただ、藤倉応用化工のサイトを見るとアクセルSの塗料は1液型アクリル樹脂塗料のようで、ニトロセルロースラッカー塗料ではないようです。
私の持っているFinisher'sの塗料には、品名:合成樹脂塗料との記載がありますし、PURE THINNERにも品名:合成樹脂塗料との記載があります。
ですので、ニトロセルロースラッカー用のシンナーとは考えにくいです。
グンゼのMr.COLORにも品名:合成樹脂塗料の表記があり、ラッカーとは書かれていません。
合成樹脂塗料はラッカー系塗料と呼ばれることも多いと思いますが、厳密にはラッカー塗料ではないみたいです。
ニトロセルロースラッカー塗料は、品名としてラッカーと書かれるようです。
Posted by 森井 義博 at 2023年03月25日 22:56
森井さま。
ニトロセルロースラッカーと云っても、トルエンやキシレンで溶かした塗料ではないですか?
シンナーと云うのは、溶解液な訳ですから。
藤倉化成の アクセル S35と云うシンナーは、トルエンが10%程入ってるそうです。
フィニッシャーズのピュアシンナーと云うのも、それに近いパーセンテージのトルエンが入ってるそうです。
因みに、タミヤの缶スプレーの塗料を缶から取り出して フィニッシャーズのピュアシンナーで混ぜ込んで使った事ありますけど。
何の問題も無く エアブラシで吹けました。
Posted by マックス君 at 2023年03月26日 00:26
私は化学が苦手なので詳しいことは分かりませんが、藤倉応用化工株式会社からは、アクセルS35シンナーとは別に#300ラッカーシンナーというのが販売されています。
後者は、ニトロセルロース(硝化綿)系ラッカー塗料のうすめ液とされていますのでニトロセルロース塗料用には前者よりも後者の方が適しているように思えました。
これらのシンナーの成分は藤倉応用化工株式会社のサイトで見つけることができませんでしたので、何とも言えませんが。
メーカに確認してみます。
Posted by 森井 義博 at 2023年03月26日 01:16
森井さま。
藤倉化成の#300ラッカーシンナーと云うのは、いわゆる中級品ってやつですね。
それは、模型用とは違うと思います。
強力な溶解力でしょうけど。

トルエン量のかなり多い実物車輌用のシンナーだと思いますが。
Posted by マックス君 at 2023年03月26日 02:07
森井さま。
硝化綿ラッカーと云うのは、塗膜が薄いのと耐候性に弱いのが欠点でアクリルを混ぜる事で補っている筈です。
合成樹脂塗料と言われる油性アクリル塗料も、主剤の含有量で塗膜の厚みが違っている筈です。フィニッシャーズ塗料など主剤含有量が多いので 塗膜は厚いですから。
塗膜が薄い、水みたいにエアブラシで吹き易い代表は エナメル塗料でしょう。クレオスの油性アクリル塗料も 塗膜は薄いですね。
油性アクリル塗料でも主剤含有量が多い物は、艶有り塗料で塗膜の厚みで光沢抜群ですね。

話は戻りますが、マッハのニトロセルロースの量と云うのは どの程度なのでしょうね?

ワールドさんも私が知る限り、手に入る安さから硝化綿ラッカーで塗装しているそうですから。勿論、マッハの塗料ではないそうですけど。
Posted by マックス君 at 2023年03月26日 16:18
プラモデル用のいわゆる「ラッカー系塗料」と、マッハや日光の本来の「ラッカー塗料」は別の性質のものです。
後者の塗料に前者のシンナーは使えません。

IMONのプロ用ラッカーシンナーが、マッハや日光の塗料に使えるとされています。

各種シンナーの溶解力については、こちらのブログでいろいろ検証されてます。
http://takatetsu0930.blog.fc2.com/blog-entry-109.html
Posted by 通りすがり at 2023年04月22日 11:31
ラッカー系塗料は品名に合成樹脂塗料と書いてありますし、ラッカー塗料は品名がラッカーですので、ご指摘の通り、別物ですね。
シンナーが共用できるかどうかは、今回使用したラッカー系塗料用シンナーに成分が書いていなかったので私には分かりません。
ただ、ラッカーがこのシンナーで溶けましたので使用した次第です。
問題は一部で下塗り塗料をはじいてしまったことです。

むすこたかなし氏のblogは見ていますが、色によってはIMONのプロ用ラッカーシンナーでマッハのラッカーが完全には溶けないことが報告されていますね。
Posted by 森井 義博 at 2023年04月22日 13:06
コメント欄って面白いですね。
シンナーって?何の為に有るのでしょうね?

何故、業務用のシンナーって アセトン キシレンを沢山入れた物を使うのでしょう?
検証って?全て試してから、結論ではないのでしょうか?

マッハの塗料って?そんなに ニトロセルロース使ってるんでしょうかね?
溶けにくいのは、実は合成樹脂多めに使ってるなんて オチではないんでしょうかね?笑
Posted by マックス君 at 2023年04月22日 17:56
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