ModelsIMONの9600蒸機機関車の主台枠はダイキャスト製のため、半田付け等無しで動輪を組み込むことができます。
主台枠を板金で組むのよりも精度は高くできていると思います。
ただ、台枠に動輪の軸受けを入れると、少々固くてイコライザで動かない状況でしたので、バローベのニードルやすり#6(日本の組やすりの油目よりも細かいもの)で台枠の軸受けが入る部分を前後それぞれ5回程度こすりました。
おそらく、0.03mm程度広くなったと思われます。
サイドロッドを付けて動輪を回してみると少し重い部分がありました。
通常の運転には差し支えない程度と思われますが、低速運転には大きく影響しますので、重くなる部分のロッドとロッドピンの隙間を確認し、ほとんど隙間がなくなっているところのロッドの穴を少し広げました。
これで、ほぼ、スムーズに回るようになりましたので、どの程度低速で走れるか確認してみました。
3cmを6秒程度で走ります。
メインロッド、バルブギアを取り付け、機関車本体を乗せた場合にどうなるかは分かりませんが、目標の10秒以上には到達できませんでした。