2025年02月26日

ボールベアリング

鉄道模型でボールベアリングに中国製を使わないことを推奨しているblogがありますが、本当に中国製ボールベアリングの品質は悪いのでしょうか。
私自身は個人的には日本製の確率が高いと推定されるNSK(もしくはISC:NSKマイクロプレシジョン)製を好んで使用しています。(十数年前に購入したNSKマイクロプレシジョンの箱にはMADE IN JAPANの記載があります)
私の持っている測定器でボールベアリングの評価をできるのは外径測定のみですので、とりあえず測定してみました。
なお、使用したマイクロメータは購入後一度も校正したことがないので、多少測定値がずれている可能性があります。
どれも外径3mm内径1mmのものです。
中国製はある方からいただいたもので、Aとbで別々に入手されたものです。
NSK製のは2019年に入手したもので生産国は不明ですが、NSKもしくはNSKマイクロプレシジョンは国内に生産工場がありますので日本製であることを期待しています。
NMB製のは容器に1992年の記載があり、MADE IN THAILANDと書かれています。
NMB製の方がNSK製よりも玉の数が多いですね。(NSKのは新しいのでコストダウンしたのか?)
中国製のは内外輪が太く、玉があまり見えません。
このサイズのボールベアリングの許容誤差は知らないのですが、中国製よりも日本のメーカ製の方が公称寸法の3mmに近いようです。
中国製のボールベアリングは、すべり軸受を作るよりもコストが安かったりするので、特に精度を要求されないものであれば選択肢としてありかなと思います。
中国製玉軸受_a.jpg中国製玉軸受_b.jpg
NSK製玉軸受s.jpgNMBタイ製玉軸受s.jpg
タグ:軸受
posted by よしひろ at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 部品
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