ボールベアリング付の動輪軸を組み立てました。
元の動輪の軸径は3mmなのですが、内径3mmのボールベアリングで外径が一番小さいもので6mmあります。
鉄道模型趣味誌1980年1月号に「スムーズな運転のために玉軸受を機関車に」という記事があり、機芸出版社よりボールベアリング用軸箱の頒布があり、入手したのですが大きすぎて使えませんでした。
台枠の軸受の入る軸箱守の幅は4mmで作ってあり、それ以上広げたくはありません。
そこで内径2mm、外径4mmのボールベアリングを使用することにしました。
内径2mmのボールベアリングは3mmの軸には入りませんので、軸を3分割し、組み合わせることにしました。
写真の左右が2mmベアリングを付けた軸です。
これを中央のパイプに差し込んで、接着します。
中央のパイプには溝を付けてありますが、2mmの軸を差し込んだ際に接着剤や空気を逃がすためです。
写真の下のものはギアを取り付け前のパイプです。
中央のパイプには溝を付けてありますが、2mmの軸を差し込んだ際に接着剤や空気を逃がすためです。
写真の下のものはギアを取り付け前のパイプです。
細くローレットを切ってあります。
3つの部品を組み合わせて動輪の軸にしたものです。
ボールベアリングは、内輪と外輪を平行にしないといけないので、2個のボールベアリングを軸と平行のパイプで結ぶのが正しい構成のはずですが、場所が無いのでボールベアリングは1個ずつ独立しています。
間違った使い方ということになりますが、実用上さほど問題にならないことを期待しています。