2009年10月24日

動力

d.JPG電車の動力にLazyJackのツリカケ動力φ10.5の使用を検討しています。
これのモータには、マブチのFF-K10WAというのが使用されています。
モータのトルクは小さいですし、回転数は高いです。さらに、平ギアによる伝導のためギア比も約1:4.3と小さくなっています。
キット添付のギアは8枚と34枚なのですが、偶数対偶数の歯車は気に入らないので、特注の35枚歯の歯車(転位でピッチ円直径は34枚と同じ)を使用しています。
果たしてこれで実用に耐えるのか、試してみました。
11.5Vを加えると実物換算でおよそ430km/hという超高速で走りました。3.8Vでおよそ100km/hになりました。(印画電圧と速度は比例していませんね。テストに使用したのがNGDCC DEP1でBEMFがかかっているので、このあたりが原因かもしれません。)
まだ車体はできていないので、真鍮板に台車を付けただけの物に重りを乗せて約270gにして走らせています。
モータが発熱しないか気になりましたが、消費電流は、3.8V印加時で40mA前後とそれほど多くもなく、大丈夫なようです。
普通にアナログ制御は難しいかもしれませんが、DCCデコーダを付けて最大速度の設定と、BEMFを有効にすれば使えると思いました。
写真のモータの塗装がげていますが、ギアに油を塗布し、回転した際に周囲に油を撒き散らし散らし、塗装を溶かしてしまった次第です。
ギアがオープンなので、注油方法や埃対策に課題がありそうです。
posted by よしひろ at 19:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 近鉄2200系
この記事へのコメント
この2個のモーターは並列に接続されているのでしょうか?
2個モーター並列もしくは直列接続の場合、BEMFは有効なのでしょうか?
Posted by ゆうえん・こうじ at 2009年12月10日 21:56
モータは定格3Vなので、直列に4個繋いでいます。
実験はしていないので正確なことは言えませんが、厳密には4個のデコーダで個別にモータ制御をしないとBEMFは完璧には効かないと思います。
しかし、1個のデコーダでBEMFを使ってもある程度効くように思われます。
Posted by 森井 義博 at 2009年12月13日 10:39
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