客車の牽引試験のついでに、試験に使用したC53蒸気機関車の牽引力を測定してみました。
この機関車は耐久試験で動輪の踏面が削れてしまっているので、新品の動輪とは違う結果になっている可能性があります。
印加電圧 | 4.0V | 6.0V | 8.0V | 10.0V | 12.0V |
牽引力(gf) | 82.8 | 107.0 | 110.1 | 113.3 | 117.3 |
4Vの時は動輪が回っていませんが、6V以上では動輪はスリップしています。
タグ:牽引力
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![]() | 3本ローラで屋根上部を丸めます。 最終形状よりも小さめの径で曲げています。 |
ある程度曲がった板を治具を使い、最終形状に曲げます。 スプリングバックがありますので、治具から取り出した後に微調整します。 適当なプレス機がないので、万力で押さえつけています。 1/87の運轉室程度であれば、この程度のもので曲がります。 |
年 | 月 | 内容 | 発表先 | 名前(敬称略) | 備考 |
1947 | 7 | 私の電車 | 鐵道模型趣味 | 松田恒久 | 1984年井上豊氏のオートクラッチの元ネタ。 |
1978頃 | クラッチギア | 未発表 | 内田利次(クラーケン) | 雑誌等には未発表。 福原金属さんの会(7月)にてお披露目。 韓国製コピー製品あり。 工業生産向きの構造で、確実に動作する。 | |
1984 | 11 | 押して動く | とれいん | 大東孝司 | 3条ウォームにより、動輪側から回転可能 |
1984 | 12 | オートクラッチ | 鉄道模型趣味 | 井上豊 | 自動式クラッチ |
1987 | ベアリング入り輪軸 | 未発表 | 森井義博 | 車軸にボールベアリング入り | |
1989 | コースティングギア | 商品発売 | スパイクモデル | 2条ウォーム 13mmゲージ用 進み角21°19'(設計値) | |
1994 | 2 | 私のC51超特急 | とれいん | 森井義博 | ウォームホイール内オートクラッチとベアリング入り輪軸。 クラッチは、Canon F-1の巻き上げレバーのクラッチ構造を参考に双方向にクラッチが効くようにして製作。 製作が非常に面倒なため、製作は1回のみ。 200g程度の車輛では輪軸にボールベアリングを入れたものよりも良く調整されたピボットの方が軽く回る。 |
1994 | 5 | C51 Super Superb Line | 商品発売 | カツミ | 2条コースティングギア内蔵 進み角約18°(実測) 動輪側から回転するが重かった。 |
1999 | 6 | C622 | 鉄道模型趣味 | 森井義博 | ギアヘッド付モータと平ギア、スパイラルギアによる駆動。 動力装置の体積が大きいことと、スパイクモデルのコースティングギアと比べて動輪側からの回転は軽くなかった。 |
2001 | 3条ウォーム | 森井義博 | 2条でウォームを製作できる会社を見つけられず、3条で試作。特に問題なし。 | ||
2015 | 1条ウォーム(進み角20°) | 森井義博 | 1条ウォームで動輪側から回転可能な歯車を作製。 歯底径は設計値0.17mmであるが、加工中に折れるため、0.77mmで製作。 ホイール歯の先端をウォーム歯底径が大きくなった分切削。 動輪側から回すと時々引っかかりあり。 | ||
2018 | 2条ウォーム(進み角30°) | 森井義博 | 特に問題なし。 但し、無負荷回転数が12Vで4000〜5000rpmのコアレスモータが必要であるが適当なものが見つからない。 | ||
2019 | 1条ウォーム(進み角20°) | 森井義博 | 1条ウォームで動輪側から回転可能な歯車を作製。 歯底径は設計値0.17mmであるが、加工中に折れるため、0.64mmで製作。 ホイールはウォーム歯底径が大きくなる分、歯を転位して外径を小さくした。 特に問題なし。 |
![]() | 写真では見づらいですが、確かに前側にボルトが付いています。 |
![]() | ところがC51では後側にボルトが付いています。 京都鉄道博物館で見ることができた蒸気機関車では、C5345とC621以外は後側にボルトが付いていました。 C6226は後ろ側にボルトが付いていてC621吐逆なのがよく分かりません。 C622は整備中だったので近づいて見ることができませんでした。 |