16.5mmゲージの16番の分岐器のキットが販売されていましたので購入してみました。
※16番というのは分岐器の分岐角を示すもので、日本型の1/80 16.5mmゲージ等を示す「16番ゲージ」のことではありません。
写真下の線路は大きさの比較のために置いた篠原の6番ダブルクロスです。
キットは、レールと枕木のみです。
かなり大きいのが分かると思います。
組立説明書等は付いていないのですが、後で送られてきた図面です。
タグ:分岐器
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
先頭から5輛は、クマタ製のオハ31系客車です。 これの台車はプレーン軸受ですので牽引負荷はピボットの3〜4倍程度はあるはずです。 その次は、モデルワーゲン製のキットを使用した丸屋根客車8輛です。 後は、牽引負荷試験に使用してきた二重屋根客車とそれに類する客車です。 作りかけが多いですが、とりあえず、30輛編成となっています。 レイアウトを敷いている畳が傾いているため、 映像の前半の直線部分は0.5〜0.8%の下り勾配 鋼板の直線部分は0.5〜0.8%の上り勾配になっています。 |
問題のある片渡りが直りましたので、列車を走らせてみました。 問題のあった分岐器は、映像の左側のものです。 |
10番分岐器通過の様子です。 分岐器の先がR1000曲線です。 曲線に比べると分岐器はかなり緩いのが分かります。 | |
組み立て式レイアウトでC59の牽引する客車列車を走らせ、機関車を受から追いかけて撮影しました。 カメラは手持ちでの撮影なので、ちょっと酔いそうな映像になってしまいました。 畳の部屋に置いている関係からか、ちょっと傾きがあるようで、場所により列車の速度に変化が見られます。 レールの継ぎ目の音が割とはっきり聞こえます。 |
![]() | 写真の上側が今回作製したモジュールの分岐器でフログ番数は10番です。 下側が前に製作したモジュールでフログ番数は7番です。 中央にあるのはModelsIMONの組線路の分岐器で約6番です。 25年前は実物の分岐器の設計図を持っていなかったため、前回作製のモジュールは稲葉さんからいただいたPostscriptの分岐器設計プログラムを使用し、分岐側ができるだけ大きな曲線になるようにしたもので、ほぼ全てハンドスパイクにより製作しています。 今回の分岐器は実物の設計図を基に作成しており、ハンドレイとハンドスパイクを併用しています。 前回の7番と今回の10番では分岐器自体の大きさはほぼ同じになっています。 |
![]() | 分岐器部分の写真です。 稲葉さんの1/87の50PSレールを使用しています。 レールの高さは約1.68mm、底面幅は約1.44mmです。 高さは70番レールより少し低く、底面幅は55番レールとほぼ同じです。 この分岐器の番手は10番で、枕木の並びは日本の分岐器に準じています。 ハンドレイ(ハンドスパイク併用)により線路を作製しています。 半田付けのフラックスは、水洗いを避けるため、りん酸を薄めたものを使用しています。 |
![]() | 分岐器の製作を放置していたのは、先端軌条(トングレール)をどうやって作るか迷っていたことが大きな理由です。 市販の分岐器ですと、基本レールの先端軌条と重なる部分はレールの底面を削りレール側面を平面にして、基本レールと先端軌条が平面で接するように作られています。 実物は、基本レールはレールそのままの形状で、先端軌条はそれに重なり合うような形状となっています。 先端軌条をなるべく、その形状に近づけるように作製しました。 先端軌条のレールは、フライスで大まかな形状に加工し、その後、鑢で修正しています。 ただ、使用したレールの寸法の都合上、実物通りにはできず、基本レールの底部は薄くしてあります。 本分岐器は実用目的のため、先端軌条に付く連結板は強度確保のため大きめに作製しています。 |
![]() |