2024年04月11日

PROTOTYPE COUPLERS

以前にSergentカプラーを紹介しましたが、製造、販売していたところがなくなってしまって入手できなくなっていました。
最近、PROTOTYPE COUPLERSというところがSergentカプラーを引き継いだような商品を販売するようになりましたので、購入してみました。
prototypecouplers1.jpg
右と中央はSharon式の連結器で、長さ違いです。
左はSergentカプラーには無かったカプラーポケットで、Kadeeの711や、MicroTrainsの1025のカプラーポケットに似た形状です。

prototypecouplers.jpg
このようなパッケージで送られてきました。
送料はなんと0円でした。(何かの手違いではないかと思います)

tracking20240325.png
荷物のトラッキングを見るとアメリカからネーデルランド(オランダ)を経由し送られています。
4月3日以降、トラッキングは全く変化無しなのですが、いきなり、4月11日に到着しました。
輸送に17日を要していますので、空輸としては遅いですが、送料0円なので仕方が無いですね。
家のポストに入らないからということで手渡しでしたが、受領印等は要求されず、普通郵便と同じ扱いなんでしょうかね。
posted by よしひろ at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 連結器

2022年01月01日

連結器の大きさ

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

所属クラブに昨日からのzoomによる年越し運転会にて連結器の大きさについて話題になっていました。
先日よりKadee#705の改造を行っていますが、市販の連結器は日本の連結器の縮尺の大きさに合っているのか確認してみました。
連結器大きさs.jpg柴田式連結器(AB5122)の図面を1/87にしたものと、模型の連結器の写真と重ね合わせて寸法を見てみました。
柴田式連結器の1/87と寸法が一番近いのは、SergentのSharon式連結器でした。
IMONカプラーは1/87よりも若干大きいようで、1/80としては少し小さいようです。
Kadeeの "Scale" Metal Couplerは日本の柴田式の1/87よりもかなり大きいです。
Sergentの連結器もアメリカの連結器の模型ですが、Kadeeのはそれよりもかなり大きく作られていて、実用優先なのでしょうか。
Kadee#5は、古いものなので、かなり大きいです。
一方、最近本線用として改造を行っているKadee705は、本線用としては少々小さいみたいです。
タグ:カプラー
posted by よしひろ at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 連結器

2021年12月31日

Kadee#705改造カプラーの動作確認

HOn3用のKadee#703カプラーを1/87本線用に改造したものを、アンカプラーで動作確認をしました。
アンカプラー.jpg
たまたま、半分に折れてしまったアンカプラーがありましたので、IMONシステムトラックに取り付けてみました。
25年以上前のものですし、半分に折れたものなので、磁力は弱くなっている可能性があります。
多分、HOn3用の#709だと思うのですが、HO用のDU無しの#312かもしれません。
 
手元にあった客車を使用して連結解放の試験を行ってみました。
客車は手で動かしています。
磁力が弱いのと、磁石の幅が狭いので、解放やDU(遅延解放)の動作が不確実な場合もありますが、一応、機能するようです。
タグ:カプラー
posted by よしひろ at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 連結器

2021年12月30日

Kadee #705の改造

HOn3用のKadee#705を1/87の本線用にトリップピンを入れ替える改造を10個以上行って、やっと安定した改造ができるようになってきました。
私がやっている改造手順について書いてみます。
改造1.jpgカプラーからナックルのばねを取り外した後に、トリップピンを万力に挟み、マイナスドライバーでカプラーの底面を押し上げてトリップピンを抜きます。
改造02.jpg
抜いたトリップピンです。
ナックルの位置に回り止めのために少し変形させてあります。
改造2.jpg
改造で使用するトリップピンです。
Φ0.8のピアノ線です。
約15mmの長さに切断してあります。
焼き鈍し等は行わず、そのまま使用しています。
先端から約2mmの位置に回り止めを付けてあります。
改造3.jpg当初、回り止めを付けるのに、ニッパで押さえていたのですが、安定した変形が難しいので、使わないニッパを改造して治具を作製しました。
改造4.jpg改造用のトリップピンをカプラーに刺して、万力で圧入します。
改造5.jpgナックルに対して少し角度を付けて、KadeeのCoupler Trip Pin Pliersでトリップピンを曲げます。
 改造6.jpg
トリップピンを曲げた状態です。
このままでは、少々長すぎるので、先端を切断します。
 改造7.jpg Kadee#711のトリップピンを参考にトリップピンの先端を切断します。
 改造8.jpg ナックルのばねを戻して改造完了です。
タグ:カプラー
posted by よしひろ at 11:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 連結器

2021年12月29日

Kadee #705

最近、私の周りでは話題のKadee #705を所属するクラブの方が入手してくださいました。
HOn3用ということで、連結器中心高さが7.14mmで、トリップピンが短いのです。
連結器中心高さが10mmで使えるようにトリップピンを取り替えました。
カプラーヘッドが小さめで日本型の1/87には丁度良いように思います。
Kadee705改.jpg
右が元の#705です。
左が連結器中心高さ10mmになるようにトリップピンを入れ替えたものです。
トリップピンは、Φ0.8のピアノ線を使用しました。
改造は、
・元のトリップピンを万力に固定して、マイナスドライバで連結器本体を持ち上げると、トリップピンが抜けます。
・Φ0.8のピアノ線を約15mmに切り、上から約2mmの位置にニッパ等で傷をつけて、ちょっと径を大きくします。
・上記ピアノ線を、連結器に差し込みます。手では入りきらないので、万力で圧入します。
Coupler Trip Pin Pliers等で、適当な形になるように曲げます。
・ちょっと長いので、先端を切ります。
わりといい加減ですが、こんな感じで、トリップピンの取り替えを行いました。
解放がうまくできるかどうかはまだ試していません。
比較.jpg
KadeeのHO用スケールカプラーとの比較です。
上が#705(改)、下が"Scale" Metal Couplersです。
日本型には"Scale" Metal Couplersは少々大きすぎるように思われます。
ナックルのばねは#705のは少し小さく、従来のKadeeカプラー用のばねは使えません。
予備のばねは入っておらず、販売もされていないので、無くしてしまったら代替のばねを探す必要があります。(改造中に1つ飛ばして紛失してしまいました)
 比較2.jpg
IMONカプラーとの比較です。
右がIMONカプラー、左が#705(改)です。
IMONカプラーよりも#705の方が少し小さいです。
IMONシステムトラックカプラーは自動開放ができませんが、#705(改)はアンカプラーで解放ができます(できるはず)。
  
タグ:カプラー
posted by よしひろ at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 連結器